New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

2019-01-01から1年間の記事一覧

126)緩んで繋いで広げる

緩んで繋いで広げると言う感覚は、未だ十分に理解出来ていないが、他の人が教えてくれた感覚をメモしておく。いつかは、自分にもこんな感じが分かるのだろうか? ①緩んだ時身体を中心に纏めて行く。例えば腕を掴まれたままで緩む時でも、掴まれた腕の事は忘…

125)白鶴亮翅

講習会に参加した時、白鶴亮翅の練習で、いくつかの注意事項が有った。 ①野馬分鬃の定式から白鶴亮翅に移る時、抱球しながら跟歩するが、この時の注意である。左足に降りる事によって左肩も緩めてから、右足を跟歩する事。この時身体は真っ直ぐ前に送り出し…

124)手揮琵琶

<跟歩> 手揮琵琶に入る前に、弓歩から半歩寄せる動作がある。白鶴亮翅でも同じ動作があるが、これを時々失敗する。 前足に十分に乗り切れれば、自然と後足は寄ってくるのだが、緊張して前足の胯が固まったり、膝が前に動くのを嫌がると、前足に十分に乗り…

123)摟膝拗歩の推す手

摟膝拗歩の時、推す手が前に行き過ぎる。との注意を今まで何回も受けている。 穿梭の時も同じで拗歩の時には、ついつい余分に推してしまい、腰も捻じれて、前を向く傾向にある。 ウエストから上だけを前に向ければ良い所なのに、推し出す手に引っ張られて、…

122)倒巻肱の両手

<両手の繋がり> 倒巻肱に入る時、手揮琵琶から両手を広げるが、この時、両手の繋がりが切れていないか? 前に残す手の、肘を下に向けようとするあまり、両手の繋がりが切れていないか? 下から後ろに払い上げて行く手に意識が行き過ぎて、あまりにも後ろに…

121)武術太極拳大会

7月12~14日に、「第36回全日本武術太極拳選手権大会」が岡山で開催された。 私と同じ教室に所属するYさんが、去年に引き続き、大会に参加するので、12日応援に行ってきた。 去年は東京での開催だったので、応援に行くメンバーも限られていたが、今年は岡山…

120)緩んで繋いで広がる練習

先日推手の講習会があった。 太極拳套路の途中で、他の人に掴まれて動作を止められても、掴まれた部分に影響されず、いつもの様に套路が出来ますか? それが出来る様に練習しましょうと。 それはすなわち、緩んで繋いで広がる練習です。 掴まれた部分に力が…

119)穿梭

先生に自分の左穿梭を見てもらい、注意を頂いた。忘れないようにメモしておこうと思う。 左穿梭の定式で姿勢確認。 ①左前脚から右後脚までの距離が有り過ぎると、右足の踏ん張りが強く成り過ぎる。右脚は膝が伸びていて足裏がベターっとついて居れば良い。 ②…

118)推手を套路に生かす

套路だけをやっていても上手になれませんよ。推手をしたり、站椿功をしたりして、そこで掴んだものを套路に生かしてください。と先生がよく仰る。 前回の教室では、野馬分鬃の定式の前の手を、他の人に掴んでもらい、その人も連れだってシンクロした状態で、…

117)捋をする前の緩み

講習会メモ(2019.06.27) ①左攬雀尾から右攬雀尾へ転身時、右足親指が浮かない様、注意する事。 ②攬雀尾では手の先行動作が致命傷になる。手は放っておけば、自然とついて来る。手首/指先は緩め放しで良い。 ③野馬分鬃で抱球し、両手を分け広げる前とか、摟…

116)左右攬雀尾

先日の講習会で左右攬雀尾について教えて頂き練習した。 A】掤の時の前の手について 正しい姿勢は、前から推してもらって確認すると良い。 ①腕の位置は低すぎるとダメ。 ②胸の前に大きなスペースを作る。近過ぎはダメ。 ③手首の折れ曲がりは厳禁。内側に折れ…

115)推手の練習

推手練習の時、先生が仰いました。 推手の相手をどう見ていますか?上から目線で、言葉で、注意や要求をしてませんか?これは大きな間違いですよ。身体で聴く、身体が伺うと言った態度で行かないとダメです。そうすれば、足も踏ん張らず、手も柔らかくなり、…

114)手は忘れ足は踏ん張らない

先日講習会でしつこく言われた事。 ①手は身体について来るから、手の事は忘れなさい。手が先に動くと身体に繋がっていないから、バタバタした感じになるでしょ。意識は身体の動きに集中させて、手の事は放って置きなさい。 ②足は踏ん張って固めてはダメです…

113)四正推手

四正推手を回せる事が、3段受験の条件でしたから、身振りとしては、出来る様になりました。しかし、その動作中に、掤・捋・擠・按 が出来るかと言うと、それは未だ無理です。 それどころか、教えられた身振りを実行すべく、無理やり力で押し込んだり、相手が…

112)推手講習会

先日、推手の講習会に参加しました。午前2時間、午后3時間の1日講習会で、大変疲れました。推手は通常2人でペアになって練習するのですが、今回は我々のペアと隣のペアが、一緒になって4人で交代しながら練習しました。4人は経験2年の人、5年の人、10年の人…

111)講習会の備忘録④

野馬分鬃から白鶴亮翅に入る動作の練習 ①右肩の巻き込み過ぎに注意②両手を交差した後の右肩の引き過ぎに注意③両手を開く時、右胯がほどけない様に注意 次は、倒巻肱の手の練習。 倒巻肱の定式での両手の繋がりは下の手の位置と向きに左右される。手と足裏も…

110)漫然と練習するなかれ

ある先生が「起勢の後、一個目の野馬分鬃の定式に至るまでに、どれだけの注意点を思い浮かべて、練習していますか?」「その範囲の練習をする時にも、10個位は練習ポイントを持ってね。」と言っておられた。 自分が練習する時にはどうだろうか?ここに無理や…

109)講習会の備忘録③

本日の講習会で習った事。五防功と摟膝拗歩の注意事項。 ①五防功の時の膝についての注意が有った。犀牛望月で両手を左後ろとか右後ろに回す時と、流星趕月(甩手)で、両手を左右に振る時に、膝が上下のバネとして動くのは良いが、内側や外側に揺れ動くのは…

108)講習会の備忘録②

先日御幣島のトレーニングセンターで、講習会に参加した時に、教えて頂いた事を、もう少し書き残しておきたいと思う。 ①站椿功をした後で、身体を動かす時は、おしゃべりしないで、得られた感覚をかみしめ、味わう事で、自分の物にする時間だと思ってほしい…

107)講習会の備忘録①

先日御幣島のトレーニングセンターで講習会に参加した。この時先生からの一般的注意事項と、周りの人が私にしてくれた注意点を、書き残したいと思う。 ①私の野馬分鬃では、前の手の肘が下を向き過ぎているらしい。背中、肩、肘、手首、指先の順に動いて、最…

106)シルバー大会

先日、太極拳のシルバー大会が奈良で行われ、私も参加したが、結果はさっぱりで、今回も沢山の反省点があった。 以下に挙げて、今後の糧にしたいと思う。 ①今回の表演目標を事前に整理していなかった事。 ちなみに、前回の表演目標は ㋑意識を途切れささずに…

105)目線の事

先日、太極拳の教室で注意されたのが、目線の事でした。 下勢独立が終わって、穿梭に入る時ですが「独立の左足をおろして着地させる時に、それまで前方を平視していた目線がふと足元に落ちるのは良くないですよ」と。。。 ほんの一瞬、目線を落としただけな…

104)太極拳って難しい?

スポーツクラブで太極拳を始めた人が言っていました。 「一ヶ月ほど経つのですが、まだ覚えられません。エアロビクスの振り付けを覚えるより難しいです」と。 エアロビクスは、振り付けを覚えたら、後は音楽に乗って楽しむだけですよね。だから、振り付けは…

103)継続は力なり

太極拳を毎日続けると、健康にいい効果をもたらすと言いますよね。 でも続けるから健康になるのか、健康だから続けられるのか、どっちなのでしょう?分からなくなる時があります。 大会や昇段試験の前になると、根を詰めて練習したくなりますが、それで膝を…

102)太極拳瓦版

新聞と一緒に、入っているチラシで面白いものが有った。それがこの瓦版である。太極拳の事が載っていたので、私見も含めて、ここに残しておこうと思う。 太極拳瓦版 ①丹田と命門を意識する。命門は張り開く様に意識する事で、背骨が真っ直ぐに伸び、虚領頂勁…

101)太極拳

久しぶりにブログを書きます。自分が太極拳についてのブログを書こうと思った動機は何だったのだろうか?と、ここしばらくの間、考えていました。 それは、太極拳について、自分の理解をメモしたり・備忘録として残しておきたいと思ったからでした。 それな…

100)ブログ投稿100回目

太極拳に関するブログ投稿が100回目を迎えました。 その時現在で、自分が勝手に理解したと思っている事や、試行錯誤している事、理解できずに疑問に思っている事、先生の教えを出来るだけそのままに書いた備忘録、自分が感じた素直な思い等々を、毎日一回ブ…

99)推手套路の練習

昨日、太極拳のレベルアップ講座に行き、推手套路の練習をした。 推手では相手の勁を感じてから、対応策を決めるのが本来の姿だと思うのだが、推手套路は、動きが決まっている為、相手の勁を感じる前に、勝手に次の動きに入ってしまう事が良くある。 これで…

98)広背筋

太極拳では、空の手をなくすとか、身体に繫げて手を動かすとか、仙骨と肘を繫ぐとか、良く言われますが、その意味が中々分かりませんでした。 ある時「勁力は、丹田から脇腹を通して、肩から肘へ伝えるのです」と言う事を聞いたことがあって、脇腹を通してと…

97)あと8日で

あと8日で長寿祭と言うイベントが有って、それに参加して、24式太極拳の表演を審査してもらう予定です。 一つ一つの動作で「緩んで、繋いで、ひろげて」を意識して、ゆっくりと練習していた癖が、今だに抜けず、6分の時間で表演を終えるのに苦労しています。…