New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

412)許せば緩んで心地良くなる

「まあいいか」と自分を許せば、心も身体も緩み、心地良い時間を過ごす事が出来る。 許すとは、受け入れる、逆らわない、と言う事。許せないとは、自分の周りで起こる出来事や他人に対して「心地良くないから、受け入れられない」と言う事。心と身体が頑なな…

411)緩めるには許すが大事

太極拳をする事で、気持ち良さを味わう感覚が磨かれ、ずっと心地良い時間を過ごせる様になると言う人がいます。 推手の練習をしている時、放鬆、放鬆と注意されるのも、気持ち良さを味わう感覚を磨く為なのですが、一生懸命に努力したり、教えを守ろうと意識…

410)内三合・意気勁・精気神

太極拳には、内三合・意気勁・精気神と言う言葉が有るが、そこに出て来る単語、意・気・勁・精・神はどれも実体がない為、理解するのは困難だ。多分感覚として理解するしかないのだろう。 正しく表現出来るかどうか不安もあるが、今迄の自分の理解を言葉にし…

409)気とは気持ち良さの事

推手で勁力をやり取りするとは、気をやり取りする事だ。気とは気持ち良さの事だ。推手では飛ばした人も飛ばされた人も気持ちが良いはずだ。套路も、推手も、站椿功も、気持ち良さを味わえない様なら正しくない。 太極拳が有るレベルに達した人は、手の位置や…

408)気を溜める

太極拳では気を溜めると言う言葉が有るが、気を溜めるにはどうすれば良いのだろう。 站樁功をするのが一番いいらしいが、辛さを我慢しながら站椿功をしても意味がない。 我慢するのは、筋肉に負荷がかかっているからで、気を溜める狙いとは逆方向になる。 辛…

407)両胯のやり取り

今日、太極拳教室で注意された事を書いておく。それは、両胯のやり取りの事だ。 閃通臂の定式から、一端緩んでから后坐しようとしているのは良いのだが、緩んで蓄えたエネルギーのコントロールが粗雑で、身体全体がはじかれた様に伸び上がり、後はその分だけ…

406)含胸/塌腰/斂臀/鬆胯

太極拳では足が地面を捉え安定して動ける事が大切ですが、その為には含胸/塌腰/斂臀/鬆胯が不可欠だと思います。 塌腰(ターヤオ)=腰が下に垂れ下がったように引っ張られた状態。命門を開けた状態。斂臀(リエントゥン)= 腰の椎骨節や皮膚、腱が真下に向けて…