New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

275)蹬脚と下勢独立

24式太極拳演武の見せ場は、蹬脚と下勢独立だろう。蹬脚ではどれだけ安定して高く足をあげるか、下勢独立ではどこまで低く地を這ってから安定した片足立ちが出来るか、上手な人の演武には、その辺りの安定性が有って、見る人の目を引き付ける。 しかし、60歳…

274)目線の動かし方

手揮琵琶が終わって、倒巻肱に入る時の分手とそれに続く収臂の動作で、目線はどの様に動かすべきか、最近迄悩んだが、自分なりの結論として次の様に整理した。 ①手揮琵琶の後、分手の為に右手を下に落とし、肩甲骨の下側が広がって、右手が上がり始め、左手…

273)搬攔捶

今日の講習会で、24式の搬攔捶の”搬”動作について、私の理解とは違う説明が有った。閃通臂の定式から、身体の向きを変え(転身)しながら、右手は上方から右側に行き、丹田の前まで引き寄せて来つつ、掌を拳にする。ここまでは私の理解と同じであった。ここか…

272)あるべき形になる

太極拳を習っている時、ある定式で動きを止められて、「手の形はxxx。手首は△△△。肘は○○〇。腕は・・・しなさい」と、あるべき形の説明を何度も受けたし、練習中に「あるべき形からずれている」と言う注意を何回も受けた事が有る。 そんなことが度重なる…

271)六手四象功

先日教室で六手四象功と言うのを習った。 六手とは起勢チーシー・金剛搗碓チンカンタオトゥイ・懶扎衣ランザーイー・六封四閉リュウフォンスービー・単鞭タンビェン・収勢ショーシーの6つを言い、四象とは前面・左側面・後面・右側面の4方向を言うとの事。 …

270)目線の方向

日本武術太極拳連盟が発行している、太極拳実技テキストを読んでいた時、目線の方向説明について、色んな表現の仕方がされている事に気付いた。 前方を見る。右手を見る。右手前方を見る。視線を右方向に移す。視線を前方に移して行く。右方向を見る。 手を…

269)分手時の目線

最近倒巻肱で分手する時の目線について、悩んでいる。 倒巻肱で分手する時、目線は開いて行く手の方向を見るという事は分かるのだが、㋑鼻の向きが手の方向と合う様に、顔/鼻/目線を向けるのが正しいのだろうか?㋺動かしていない方の手も、均等に視界内に見…