New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

手法

340)今日の注意事項

最近、私が太極拳をする時、注意して居る事は、手首の折れ曲がりです。 例えば、起勢に入る前段階(予備勢)の時、腕を真っ直ぐ降ろし、指先を下に向けて立って居るつもりなのに、手首が折れ曲がっている。 摟膝拗歩や倒巻肱で後ろに広げた手を、耳元に持っ…

318 )野馬分鬃の手と足の動き

前回は「起勢=チーシー」について書きましたが、今回から数回は「野馬分鬃=イエマーフェンゾン」の事について、書こうと思います。 24式太極拳の最初の動作を「起勢」、次の動作を「野馬分鬃」と言いますが、その動作野馬分鬃は3回やります。左足を前にす…

297)纏糸

最近、套路の練習中に、身体と手の繋がりの事が気にかかっています。いつも意識して居ないとこの繋がりが切れてしまう気がするからです。 この繋がりを保つ為に、①虚領頂勁②沈肩墜肘③留手④纏糸⑤肘の意識⑥手は正中線から離して動かさない事に注意しています。…

273)搬攔捶

今日の講習会で、24式の搬攔捶の”搬”動作について、私の理解とは違う説明が有った。閃通臂の定式から、身体の向きを変え(転身)しながら、右手は上方から右側に行き、丹田の前まで引き寄せて来つつ、掌を拳にする。ここまでは私の理解と同じであった。ここか…

255)上腕三頭筋を伸ばす

先日、今度4段2次試験を受験する人の24式太極拳を見せてもらう機会が有った。 踏実がうまく出来て居るからだと思うが、収脚に入ってから上歩を完成する迄の、安定性は素晴らしく、足の運びに余裕が有ると感じた。 欠点と言えば分掌から収臂の時に上腕骨頭が…

251)分掌から収臂へ

先日の太極拳教室で先生から、分掌から収臂へ移行する時のやり方について、注意を受けた。 倒巻肱で分掌の後、収臂(ショウビー)する前に、意識的に一旦止めている様だが、それでは、勁の流れも途切れてしまうので、止めない様にしましょう。 分掌の最後の…

222)海底針の挿掌

先輩から、海底針から閃通臂に移行する時の、右手の動きについて、説明を聞いたので、下記して置く。 海底針の定式に至る時の左手は、摟掌(ロージャン)で、右手は斜め前方に刺していく挿掌(チャージャン)です。 海底針の定式から閃通臂に移行する時は「…

220)指先と身体を繋ぐ

以前「指先が身体と繋がった太極拳をしましょう。とても気持ち良くなりますよ」と先生が、言われていた事を思い出した。 ①指先が身体と繋がっている人の太極拳は、指にも活き活きとした表情が出ます。五指を緩めて自然に伸ばす基本に加え、背中で繫ぐ意識も…

210)纏糸

腕を真っ直ぐ上に、思いっきり上げた時に、指の先から足の先まで、ピーンと張った感覚、これが身体をつないだ時の感覚だと言う。 腕を前に伸ばした時にも、この感覚を得る為には、両腕の纏糸を利用して、筋肉をピーンと張って居る事が必要だと言う。 起勢で…

199)相反する動作

太極拳を習っている中で「相反する動作が、助けてくれている」と感じる事がしばしばあります。 例えば、起勢の定式の少し前に、虚領頂勁、尾閭正中で背筋が伸び頭が上方に持ちあがる意識が有るから、下に抑える両手が生きて来る。 野馬分鬃の定式少し前には…

196)4段位教程重点項目

4段位教程の重点項目が送られていたので読み直した。 1次審査では3段検定重点項目の再確認があった。 2次審査では次の3点について確認される。 ①放鬆による身法の開合、手法との結合 身法の開合は準備段階/手法の動作段階/完成段階/ 次の準備段階で行う。歩…

132)纏糸について

纏糸の大切さはまだ十分理解出来ていない。 この前講習会で、「摟膝拗歩の前の手の沈肩墜肘が、難しいのだが、如何したら良いか?」と質問したら「纏糸の練習をすべし」とアドバイスを貰った。 肘が横を向いていては、身体からの勁を、手に伝えられない。沈…

63)挑掌

挑掌(ティャオジャン)の手の動きについて、先日、先生が話された言葉を思い出したので、ここに記しておきます。 例えば、右下勢独立で、最後に右足で片足になる時の左手の動きですが、鉤手は早く解いて左大腿部を通過する時には、掌芯を内側に向け、肘関節…

62)手法

三型五法を調べた時、出て来た手法の名前の中で、動作のイメージがわかない「掌」を調べてみた。 穿掌(チャンジャン) 右下勢独立で、下から右爪先に向かう右手。 挑掌(ティャオジャン)右下勢独立で、最後に片足になる時の左手。 架掌(ジャージャン) 右…

30)後半が下手

教室の皆で、24式太極拳を表演し終わってから、先生が言いました。 後半が下手ですね~!手が身体と繋がってないですね~!と。。。。 「下勢」の時の下の手が、身体と繫がっていないです。 ⇒下に押さえた後は、身体から相手を突きに行く手にすべきですと。 …