最近、套路の練習中に、身体と手の繋がりの事が気にかかっています。いつも意識して居ないとこの繋がりが切れてしまう気がするからです。
この繋がりを保つ為に、①虚領頂勁②沈肩墜肘③留手④纏糸⑤肘の意識⑥手は正中線から離して動かさない事に注意しています。
昔「摟膝拗歩で推す手の肘がどうしても横を向いてしまい沈肩墜肘にならないが、どうしたら良いでしょうか?」と先生に質問した時「纏糸の練習をしなさい」と教えられた事が有った。
その頃は未だ、身体と手の繋がりを感じ取る事が出来なかったのだろう。
纏糸の練習をした事で、橈骨と尺骨の捻じれが、肩を通して肩甲骨を動かしている感じ/背中に響く感じを捕まえる事が出来ました。
私にとって「身体と手の繋がりを感じた最初の経験」は、纏糸の練習で生まれたのだと思います。