New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

210)纏糸

腕を真っ直ぐ上に、思いっきり上げた時に、指の先から足の先まで、ピーンと張った感覚、これが身体をつないだ時の感覚だと言う。

腕を前に伸ばした時にも、この感覚を得る為には、両腕の纏糸を利用して、筋肉をピーンと張って居る事が必要だと言う。

起勢で腕を上下する時も、纏糸に意識が有れば、身体と腕を繋いだ状態で上下する事ができるとの事。

手が前にあがり切った時、手の平が下を向いた状態で、両肩が下がり、肘も下を向いているのは、まさに纏糸が利いているからであろう。

これが身体と腕が繋がった状態だと思うのだが、今の自分の実力では、どうしても身体と腕に力が入り過ぎる。

放鬆出来ているとは言いにくい状態なので、どこかに無理している所が有るだろうが、それが何処なのかまだ分からない。