New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

396)今日の注意事項

今日の太極拳練習で先生から注意を受けた内容を列挙しておこうと思う。

抱掌に行く途中で、がしっかり意識出来ていれば、右手と左手は背中経由で繋がって居る。肘の存在感がはっきり意識出来ていないなら、手と身体は繋がっていない。肘を固定して肘から先だけを動かして抱掌するぐらいの意識でよい。

野馬分鬃の前の手のは伸ばし切らない。両手を分け広げた形で定式完成だから、肘を伸ばす動作は極力少なくする。

跟歩して後足に乗り、前足を置きなおす動作の時は、後足1本で身体を支えている。この時に相手と接した手/腕は動かす事も動かされる事も避けたい。前足を置きなおして両足が使える状態になってから、相手と接した手/腕を動かしたいもの。白鶴亮翅で最終形に向かって両手を広げるのは、前足を置きなおしてからする事。左穿梭の定式から、右足を跟歩し、左足を置きなおした後で、左手を横に払う動作や右手を前下方向に突き刺す海底針の動作を行う事。

套路中で開合の意識をはっきりさせる事。特に合の所がもやっとした感じで、身体が次の動作に流れている。瞬間的にでも良いから、手も足も身体も目線も意もすべてが一つに纏まる瞬間を作る事。そこから順々、意が動き、目線が動き、身体が動いて、足が出て、手が動くのが良い。例えば、起勢から右足に乗って抱掌が完成した所。この所の合で、意も、目線も、身体も、足も、手もが1つに纏まる瞬間が欲しい。搬攔捶で擺歩して左足を踏み出す少し前には、クロスした両足があり、両手には纏糸がかかり、意も、目線も、身体もが、右45度方向に向かって纏まっているのが良い。

こんなご注意だった。