New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

370)墜肘し続ける効果

3段検定 重点項目の中に「緩めて、繫いで、広げる」と言うのが有って、この内「緩める」は、比較的早く、分かるのだが「繫いで」を理解するのには、時間が掛かった。「繫いで」が分からないから、必然的に「広げる」も理解できなかった。

 

先日「肘を下に向かって降ろし続ける事の効果について」のYouTubeがあった。なるほどと思ったので、私のこれ迄の理解と合わせて、下記して置こうと思う。

 

私はこれ迄「沈肩墜肘と言う要求事項=肩は沈め、肘は落とす」と単純に理解していたが、このYouTubeを見て、単に肘を落とすだけではなく、肘を下に向かって降ろし続ける事が重要だと思うようになった。

 

肘を落とし終え、肘の意識が一段落してしまうと、背中のハリ感も消えてしまう。

 

肘を降ろし続けているあいだは、背中にハリ感が続くし、命門が開いている。広背筋が使えているし、仙骨までつながって、全身がひとまとまりになっている。

 

これこそまさに、肘が手と身体を「繫いで」いるという事だろう。