New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

歩法

454)后坐姿勢と弓腿の見直し

今日、先生から簡化24式太極拳の最後の方、搬攔捶で「円襠確保」の注意をうけた。 搬攔捶の最後は、拗歩で右拳を打ち出して弓歩になるのだが、拳に引っ張られて、腰が前を向き、後ろ足が捻れ、膝が落ちて、円襠が確保されていないと言う注意である。 円襠確…

386)練習のポイント

今日先生から教えて頂いた練習のポイントについて、書いて置こうと思う。 ①上歩する足の歩幅のお話 野馬分鬃で上歩する足を置く位置には気を付けましょう。健康維持の為に太極拳をしている私達は、日常生活で歩いている時の歩幅で置くのが良いですよ。腰の高…

367)入門太極拳での発見

このところ、入門太極拳をやる機会が増え、入門太極拳で自分が注意すべき歩法について、新たな発見が有った。南向きで套路を開始した前提で、注意すべきポイントを整理しておこう。 ①手揮琵琶の注意点。 最初の手揮琵琶は、左足を軸足にして、右足を南西方向…

327)収脚の注意点

【収脚ショウジャオの注意点】 ①収脚とは、碾歩した足の方向に身体を運び、その足に乗り込んでから、後足を寄せて来る動作の事。 ②収脚は、次の上歩の出発点と認識する事。例えば、1回目の野馬分鬃が終わって后坐、碾歩して、収脚が完成したら、そこが2回目…

326)后坐⇨碾歩の注意点

【后坐ホウゾウの注意点】 ①后坐とは、前足を蹴り押さえながら、体重心を後方に移動させて、高椅子に腰掛けた様に、後足に乗っていく動作を言う。 ②重心は、前後方向で言えば、前足から後足に移動するが、左右方向は、足横幅の中央のままで、左右方向にずれ…

325)弓腿⇨弓歩の注意点

【弓腿ゴントイ⇨弓歩ゴンブーの注意点】 ①弓腿とは、後足側に有る重心を前足側に移動する為、後足を蹴り伸ばす動作の事。 ②蹴り伸ばし終わった時の、歩型を弓歩(ゴンブー)と言う。 ③後足は、前足の膝下/すねの部分が、床に対しほぼ垂直になる迄蹴り伸ばす…

324)上歩の注意点

今回から暫くの間、野馬分鬃に必要な歩法「上歩→弓腿→弓歩→后坐→碾歩→収脚」の一連の動作の注意点を纏めて行こうと思う。 【90度上歩=シャンプーの注意点】 ①上歩とは、軸足でない方の足を、進行方向に出して、着地するまでの動作である。 ②起勢から1回目の…

322)野馬分鬃の足の動かし方②

昔、纏めた「野馬分鬃の足の動かし方」の資料が出て来たので、なくさない様に、ここに張り付けておく事にした。 野馬分鬃の足の動かし方②

318 )野馬分鬃の手と足の動き

前回は「起勢=チーシー」について書きましたが、今回から数回は「野馬分鬃=イエマーフェンゾン」の事について、書こうと思います。 24式太極拳の最初の動作を「起勢」、次の動作を「野馬分鬃」と言いますが、その動作野馬分鬃は3回やります。左足を前にす…

285)初心者の練習ポイント

初心者が太極拳を練習する時は、どこに気をつけるべきでしょうか? 最初はどうしても先生の動きを目で追いながら、自分の手の動きを先生の手の動きに、合わせ様としてしまいます。 先生が例えば20人もの初心者①~⑳の前で起勢をすると、90度上歩後、野馬分鬃…

282)コネコネする動き

陳式太極拳には、独特の動きが有る。套路を覚えようとした時、なんとなく「コネコネする様な動き」が多い事に気が付くだろう。 右手を開こうとする時には、腹の辺りでコネコネし、一旦左上に振ってから右に行くと言った具合で、動きが複雑だ。 手をコネコネ…

281)陳式太極拳の膝の動き

私が太極拳を始めて以降、膝に関する注意事項は沢山聞いた。 ①膝と爪先の方向は、同じ方向に揃えておきましょう。 ②膝は爪先を超えて前に動かすことが無い様にしましょう。 ③後足体重の姿勢(虚歩)の時、前膝は伸ばし切らず、少し曲げておきましょう。 ④体重…

279)攬雀尾の注意事項

今日教室で24式太極拳の攬雀尾「擠」動作で、注意をされた事を下記して置く。 ①「擠」動作の弓歩完成形で、後足が十分に伸びていない。 前から言われ続けているのだが、まだ治って居ない。と言うかそこに注意を向ける事を忘れている。「擠」動作の弓歩後足が…

277)安定した収脚/上歩

今日太極拳教室で24式の套路を何回か通したのだが、片足立ちが何処も不安定だった。 蹬脚とか独立歩で不安定なのは、仕方ないと諦めるのだが、それ以外の所、野馬分鬃や摟膝拗歩で、収脚してから丁歩せずにそのまま上歩に行こうとした時も不安定だった。 片…

265)雲手の側行歩

先日教室で、雲手の側行歩について、お話がありました。左足を横に開いて、重心を左足に乗せて行く時の、移動方向の話でした。 真横に重心を移して行くのは間違いで、身体の外側の筋肉を使う事になり、身体を上に引き上げる感覚が得られません。 左足を横に…

263)内転筋群

太極拳で良く注意されるのは、片足になる時に足の外側の筋肉を使ってしまう事です。たとえば、弓歩→后坐→碾歩→収脚→上歩の動きで、足の外側の筋肉を使った事が、最も顕著に表れるのは、収脚時の姿勢でしょう。 体重を外側の筋肉を使って支えると、体軸が身体…

247)誤解していた?

講習会で聞いた言葉を私は誤解していたのだろうか?先日太極拳教室で、ご指導いただいた内容は、それほど衝撃的だった。 ご指導の内容を端的に言葉にすれば「降りない/蹴らない/伸ばさない」であった。 今までの私の理解だと、野馬分鬃は上歩したら緩んで、…

246)先週注意された事は?

自分には「これまで漫然と教室に通い、いつも同じ注意を受けているなぁ~」と言う反省点がある。 今日の太極拳教室に参加する前に、先週先生から注意された事を思い出してみようと思う。 それは弓歩の注意であった。定式が完成した時「腰の折れ曲がりが無き…

209)弓歩時の腰の向き

先日教室で攬雀尾の一人練習をしていたら、先輩から注意が有ったので書いて置く。 擠が終わって両手を広げた後、一旦緩んで身体を繫いでから、后坐に入った積りでいたが、そこの所の緩みが不十分だと指摘された。 両手と身体が繋がっていないのに、后坐に入…

201)弓歩と后坐

今日教室では穿梭定式で「推す手が足と繋がっているか?」の確認が有った。 定式で止まった状態で待っていると、先生が一人一人の手の平を触り、確認して下さった。 自分の穿梭は繋がって居なかった。どこが悪かったのか? ①後足の胯がすぼまっているので繋…

196)4段位教程重点項目

4段位教程の重点項目が送られていたので読み直した。 1次審査では3段検定重点項目の再確認があった。 2次審査では次の3点について確認される。 ①放鬆による身法の開合、手法との結合 身法の開合は準備段階/手法の動作段階/完成段階/ 次の準備段階で行う。歩…

38)昨日の練習

昨日の太極拳教室での練習内容。 ①24式太極拳の動作を、細切れにしないで、繋がっている状態を維持して、表演する練習をした。例えば、蹬脚では、身体の中心に手も足も集まる「合」から、手と足がそれぞれの方向に伸展する「開」があって、また手足が中心に…

24)弓歩

私は腰のことを長い間、勘違いしていましたので、太極拳の説明を誤って解釈した事が時々在ったと思います。 例えば摟膝拗歩の時、腰で打つべしみたいなイメージがずっと在り、腰を回して打っていました。これでは地面からの力が腰で止まってしまうのですが、…