New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

386)練習のポイント

今日先生から教えて頂いた練習のポイントについて、書いて置こうと思う。

上歩する足の歩幅のお話

野馬分鬃で上歩する足を置く位置には気を付けましょう。健康維持の為に太極拳をしている私達は、日常生活で歩いている時の歩幅で置くのが良いですよ。腰の高さと歩幅は比例しています。競技として太極拳をする人は、腰を落として保持する筋力が有るから、より広い歩幅が可能なのです。出した足を置く前に、体重の移動が始まってしまう様なら、歩幅が広すぎるか、腰が高すぎるのです。保持できる腰の高さを基準に、体重移動が起こらない歩幅を見つけて、太極拳をしましょう。

后坐した時の足首と爪先のお話

野馬分鬃で上歩し踵を着いた時や、野馬分鬃の定式から后坐した時、前足の爪先が高く持ち上がって居ませんか?それは足首に力が入っている証拠です。足首に力が入って居ると、足裏全体を着地させる時に、身体が前に引っ張られ、体重の移動が始まってしまいます。それではいけません。上歩or碾歩が終わって、足裏全体が着地して、準備万端が整ってから、体重の移動を始める様にして欲しいのです。その為に、足首の力を抜いて爪先を上げ過ぎない様にしましょう。爪先が1~2cm浮いて居る程度で良いのです。

 

野馬分鬃での足の動かし方は、摟膝拗歩・攬雀尾・単鞭・双峰貫耳・穿梭・閃通臂 等でも同じはずです。これからの練習の注意ポイントにしたいと思います。