New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

站椿功

459)太極拳修得の段階

太極拳を修得して行く段階には、大きく分けて三つの段階が有る様だ。まずは身体の各部を正確に動かす段階、その次は外三合、身体の各部を協調して動かす段階、最終的には内三合、心/意/気に導かれた自然な動きを目指す段階 に分けられる様に思う。 ①太極拳修…

408)気を溜める

太極拳では気を溜めると言う言葉が有るが、気を溜めるにはどうすれば良いのだろう。 站樁功をするのが一番いいらしいが、辛さを我慢しながら站椿功をしても意味がない。 我慢するのは、筋肉に負荷がかかっているからで、気を溜める狙いとは逆方向になる。 辛…

278)套路の途中で站椿功

今日太極拳の教室で無極站椿功の紹介があった。 この站椿功は、一部の筋肉にだけ余分な緊張を強いていないか、そこが立つのに一番楽な位置か、そこで十分放鬆出来ているか、を追求しその感覚を磨くものであるとの事。 太極拳教室の時間は限られている為、教…

276)緩んで繋いで

太極拳を習って、一人で24式太極拳の套路が出来る様になると、まず「定式の形を正確に覚えなさい。手の位置は・・・足の位置は・・・身体の向きは・・・ですよ」と、教えられる。 定式がそこそこ出来る様になると、次がルートの話。「定式に至るまでの手足の…

262)站椿功と放鬆

今年の太極拳シルバー大会は、6月13日に兵庫県鳴尾浜で行われる予定だったが、中止と決まった。 兵庫県の芦屋市/尼崎市/西宮市と大阪市が、新型コロナのまん延防止等重点措置の適用対象地域になった事も有り、昨年に引き続きの中止である。 この大会を励みに…

232)站椿功

太極拳では、気を養い、気を練り、全身に巡らせる為に、放鬆を、とことん追求しますが、太極拳の初心者が、放鬆を理解する為に、お薦めなのは、站椿功です。 站椿功は、立禅とも言われ、自分の足裏で重心位置を探しながら、じっと立っている練功法です。 唯…

226)内側の感覚に集中

私たちは太極拳で站椿功をしますが、これは立禅とも言われて居て、無の境地若しくは、無の境地に入る一歩前の状況に身を置くものです。 自分の重心が足裏を彷徨っている感覚だけが残り、身体の部分的な強張りも、身体そのものも感じなくなり、外界の雑音から…

172)站椿功

毎日、站椿功で10分立って、一番楽な立ち方を見つけ、その感覚を覚えなさい。套路をする間、その感覚を維持する事が、一番筋肉を使わない理想の套路に繋がるはずです。と先生から言われました。 自分にとって、站椿功で気持ちの良い時の感覚は、電車の中で立…

158)表層筋/深層筋と気のエネルギー

表層筋は意思で動かす事が出来る随意筋である。身体の関節を曲げたり伸ばしたりする時に活躍する。これを鍛えると筋肥大して筋肉隆々の身体になる。速筋の割合が多く、伸びたり縮んだりと素早い動きで活躍してくれるが疲れて動かなくなるのも早い。 深層筋も…

127)站椿功

講習会に行くと必ずやる事が、いくつかある。そのうちの一つが站椿功である。この時、腕の位置は色々有る様だ。 講習会では腕を下にさげた無極站椿功を行っているが、一番楽な姿勢なので、放鬆して寝てしまう程、気持ち良く成れるならベストである。 自分は…

86)站椿功

站椿功の姿勢について整理しておこうと思う。 ①顎は少し引いて、百会の少し後ろを吊られる形で虚領頂勁する。耳と肩は離しておくが、ラインは上下に一致している。首の後ろがスーッと伸びた感じになる。 ②肩/肘/手首は脱力する。脱力に意識をしすぎるとかえ…

5)站とう功の「とう」は

太極拳の言葉を漢字で書くのは難しい。 日本の辞書にない漢字が結構多いですね。 站とう功の「とう」は、木へんに庄ですって。。。。 パソコンで出てこない漢字でした。

4)站椿功

「站椿功をやりなさい」と良く言われる。皆と一緒に練習する時には、やるのだが、自分一人では気分が乗らないとか、やる気が出ないとか、でやらない。 站椿功って、立っている内に、外界への意識が消え、自分の内なる雑念も消え、皮膚感覚だけを味わう的なも…