New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

172)站椿功

毎日、站椿功で10分立って、一番楽な立ち方を見つけ、その感覚を覚えなさい。套路をする間、その感覚を維持する事が、一番筋肉を使わない理想の套路に繋がるはずです。と先生から言われました。

自分にとって、站椿功で気持ちの良い時の感覚は、電車の中で立ったまま寝てしまう時の感覚と似ています。

站椿功中、重心軸を同じ位置に固定しようとせず少し揺れていても良いと諦めて、無理に筋肉をこわばらせて構えるのではない立ち方をすれば、全身の筋肉が必要に応じて働き、地震で高層ビルが揺れを吸収するのと同じ様に、立つ事が出来ると感じています。

この時、左右の胯が心地よく自動的に動いています。上歩、弓腿、后坐、碾歩、収脚の時にも、こんな感じで動けたら良いと思うこの頃です。