New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

173)身体と繋がった手

24式套路の後半はどうしても練習不足になる。先日は身体と繋がっていない手の注意が沢山有った。

①穿梭から海底針への移行で、跟歩する時に右手首が勝手に緩んで、お化けの手になっている。跟歩中はまだ推しているはずである。跟歩して緩んで右足に乗換え、身体が後ろに行き始めても、指先がまだ元の位置に有るから、手首が緩んで見えるのなら良い。

②左攬雀尾の前按から転身動作への移行で、后坐する時に手首が先行して緩んで見えるのもおかしい。ここも同じで、身体が後ろに行き始めても、指先がまだ元の位置に有るから、手首が緩んで見えるのだ。

③閃通臂から搬攔捶にかけての動作がぎこちない。転身して、右手を相手の鼻先に張り出した後の 攔 動作の時、左手が身体とばらばら、身体が左手も動かしているはず。

④十字手の時、両手を身体の左下で交差させて持ち上げる動作が有るが、この両手を身体で持ち上げていない。脇が詰まっているし、二の腕の力で挙げる様な角度になっている。もっと脇を拡げ、胸前を含む形にして、腰で挙げる。手の平は真上ではなく、少し自分の方に向いている方が良い。