New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

262)站椿功と放鬆

今年の太極拳シルバー大会は、6月13日に兵庫県鳴尾浜で行われる予定だったが、中止と決まった。

兵庫県の芦屋市/尼崎市/西宮市と大阪市が、新型コロナのまん延防止等重点措置の適用対象地域になった事も有り、昨年に引き続きの中止である。

この大会を励みにして、練習を積んできたので、大変残念ではあるが、半分は覚悟をしていた事でもあり、仕方の無い事だとは思っている。。。。。

練習の場も発表の場も少なくなり、大会は中止、推手もエアーで練習する様な事態。

徐々に一人だけの世界に押し込まれて行く気がするので、これからの練習、どのようにしてモチベーションを保ち、何を励みにしてやって行けば良いのかについて考えた。

頭に浮かんだのは「站椿功」と「放鬆」である。

「站椿功」では、外乱を排し、自分の内側に目を向ける。筋肉の緊張/強張りを見つけ、それを削り取って行こうと努力した結果、身体が覚えた事が「放鬆」だろう。

「站椿功」は、立つ場所さえ有れば充分。畳一畳有るなら套路の中に「放鬆」を埋め込む練習も出来る。

広い場所も相手も要らない「站椿功」と「放鬆」を楽しむ事で、身体と対話し、新しい発見が有る事を期待して、今後も練習に励みたいと思う。