New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

278)套路の途中で站椿功

今日太極拳の教室で無極站椿功の紹介があった。

この站椿功は、一部の筋肉にだけ余分な緊張を強いていないか、そこが立つのに一番楽な位置か、そこで十分放鬆出来ているか、を追求しその感覚を磨くものであるとの事。

太極拳教室の時間は限られている為、教室では、站椿功の効果説明と皆の姿勢の確認だけで終わり、各自が家で站椿功をする事が宿題となった。

更に、套路の定式や結節点で正しい姿勢が取れているか、の自己チェックに、無極站椿功を取り入れるやり方も紹介された。

套路の途中で一旦停止し、姿勢が正しいかのチェックは先生に頼らずとも、站椿功の要領でじっとしているだけで分かる。

一部の筋肉に余分な緊張を強いていれば、徐々にその姿勢を維持するのが苦しくなり、正しい姿勢でない事が分かるはず。

正しい姿勢は、身体が一番楽な位置に有り、一番放鬆出来る位置にある。尾骶骨の向き/腰の位置を変えて、その位置を見つける事。手足の位置/向き等は、尾骶骨の向き/腰の位置に付いて来るものと考えれば良い。

これが無極站椿功を使い、自分で套路のチェック/修正をする方法だという事でした。