New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

126)緩んで繋いで広げる

緩んで繋いで広げると言う感覚は、未だ十分に理解出来ていないが、他の人が教えてくれた感覚をメモしておく。いつかは、自分にもこんな感じが分かるのだろうか?

①緩んだ時
身体を中心に纏めて行く。例えば腕を掴まれたままで緩む時でも、掴まれた腕の事は忘れて、丹田と足裏のことだけを考える。首筋を伸ばし、放鬆して、掴まれた腕もその部分の皮膚も柔らかく緩める。自分が自由に動ける様になったら成功である。相手は暖簾に腕押し状態になる。

②繫いだ時
腕をその位置に置いたままで、もう一段肩を開放して、数ミリ腕を長くする感覚を持つと、暖簾に腕押しの状態になっている相手は、自分に吸い付く様に一体化してくる。相手は足裏がふわふわして、自分と接触した点をバランスを取る為の、拠り所にするしか無くなる。

③広げた時
一方向に動くのではなく、丹田から全方向に拡がる意識。相手と一体化した全体が変化する。自分の内側(丹田)に起点がある。「動くぞと言う意」が働くだけで、すでに自分の身体に吸い付き、一体化している相手は私の意のままに、私の腕・指の更に先・延長部分として動いてくれる。

①②③みたいな事を言われたが、自分が経験するには、もう少し時間が掛かるみたいである。