New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

414)身体感覚と脳の認識

推手の練習で、うまく出来た時、先生から「それです。それを忘れずに!」と言われるが、自分では何かをしたと言う実感がない為、なぜ成功したのか解らない事が多い。

成功した要因はこれだと言う事が実感できれば、上達できるのだろうが。。。。

ある時に体感した感覚が、
これこそ気を丹田に沈めている時の感覚だとか、
これこそ身体を軽くした時の感覚だとか、
これこそ足から手への跳ね返えりが有った時の感覚だとか、
これこそ足を蹴らないで移動した時の感覚だとか、
これこそ相手と一体化した時の感覚だ   と言う様に、
身体感覚と脳の認識が結びつけば、その感覚の再現に向けて努力する事が出来る。

しかし、その感覚を得るのが難しい事に加えて、感覚は得られているのに、これこそが求めていたあの感覚だと言う事を、自分で認識出来ていない。

どうしたら良いのだろうか。

先生曰く「100回に1回の成功が、50回に1回、10回に1回成功する様になる迄、何回もやる事です。沢山の相手と何回も手を合わせる事です」と。。。。。