New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

442)攬雀尾の見直し

最近行った講習会で、攬雀尾の見直しがあった。

弓歩の形は出来ているか②相手の勁を受け入れているか③動く前に相手の足元を浮かせているかの3点であった。

攬雀尾の弓歩の形は出来ているか
㋑身体の向きが相手に正対せず斜めに向き過ぎては駄目。㋺両足の横幅は広めに取る。㋩後ろ足の爪先角度が広すぎると、後ろ足が効かない。㋥前胯は緩め収める。伸びていては駄目。㋭掤の前の手の位置は指先が正中線。㋬肩を上げない。㋣下の手はこわばりが出やすいので肩肘手首を捨てる。㋠下の手の位置は前足の膝より前にして両手を背中でつなぐ。㋷腰を反り過ぎない。㋦重心が前足に偏り過ぎない様に注意する。

相手の勁を受け入れているか
㋑接する前に緩んで居る事。㋺やる気満々では駄目。㋩手を引いては駄目。㋥手を動かさず身体で受ける。㋭手/腕/胸で作られた懐を狭めず、むしろ大きくする感じ。㋬丹田に届くまで受け入れる。

動く前に相手の足元を浮かせているか
浮かせる事が出来たら、で跳ね返す事も、で横に流す事も、で方向を変える事も出来る。㋺相手の勁を受け入れて丹田まで届いて居ないと相手を浮かせる事は出来ない。㋩受け入れが潰れにならぬ様、虚領頂勁を忘れない事。㋥縦の動きは相手に察知され易いが、両横に広げる動きは察知され難い。㋭浮かせたら、ぐずぐずしない。賞味期限内に動く。㋬丹田で動く。腰を前に動かす。前胯は緩める。後ろ足は蹴らず伸ばすだけ。㋣相手とぶつからず一緒に一体化して動く。㋠反動打ちにならない様にする。

 

自分は未だ相手の勁を受け入れる所が不完全だ。反発したり手を引いたりで、ちょうどよい所が分からない、と言うか、手を使わず身体で受け入れる事が出来てない。受け入れが出来ないと、相手をが浮かせられない。一体化しない。

相手との一体化を感じられる様になる為には、その感覚を求めながらの練習を、もっともっとする必要があると言う事だ。。。。。