四正推手を回せる事が、3段受験の条件でしたから、身振りとしては、出来る様になりました。しかし、その動作中に、掤・捋・擠・按 が出来るかと言うと、それは未だ無理です。
それどころか、教えられた身振りを実行すべく、無理やり力で押し込んだり、相手が体をかわしてもいないのに、自らその方向に流されに行く様な状態なので、用意不用力も捨己従人も放鬆も出来てません。
先日の教室では、
①まず自分の居る位置は守る。すなわち、軸のずれや捻じれがない。押し込まれて上体が反り返ったり、べた足がとられて浮足にならない。
②放鬆する事で、相手の勁力を自分の足裏に落とし込み、ばねの様に身体を使い、もらった勁力を相手に送り返す。
の練習をしました。
なかなか難しかったです。奥の深いものですねぇ。