New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

176)攬雀尾

今日教室で攬雀尾の定式で2点の注意を受けた。

①定式時に下の手の肘が張っていて肩が上がっている。もっと肩の力を抜いて放鬆する事。

②定式時に掤の手と足が繋がっていない。後足を前に向けず、両足の円襠を確保する事。

その他全員への注意事項としては、

③肩に力が入っていると言う事は、足も踏んでいると言う事。もっと放鬆すれば、足も軽くて済むはず。

④碾歩から収脚に移行する時は、前足の内側に乗って行く事。外側に乗ると膝が安定せず、身体がバラバラになる。

⑤手は放っておいて身体の動きについて行くようにするのが良い。先ず身体が動き、次にその動きに手の動きを紛れ込ませ、その後に手が仕上げて、指先まで勁が到達すると言う様な感じが良い。

⑥表演の時は、攬雀尾の捋で、後ろに放り出した手は、止まらずに戻って来る方がいい。ただし、試験の時は、後で一旦緩んで繋いでを行っても良い。