New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

175)表演のビデオ

自分の県大会表演ビデオを見ると多くの反省点が有った。その反省点を、次の練習に生かすなら、ビデオ撮影は有効な練習方法だと思う。

①上手な人の套路と比較すると、自分の套路の動きには余韻が全くない。定式への一点集中も無いが、そこから次の動作に移行する瞬間の「ねちっこさ」みたいなものが無いので、薄っぺらな、味気のない套路になっている。

②弓歩で後足が伸びてない。曲がったままなので、定式になってもキレがない。

③雲手はとてもへたである。腕を上下に入れ替えし横移動する所の動作は切れぎれで美しくないし、腰は引けているし、首の後ろは伸びてなく、背中が丸まって猫背になっている。

④速度が安定していない。スタートからゆっくりの動きで他の人からどんどん遅れているが、倒巻肱と雲手はとても早く単鞭に入った時には追い付いている。もう少し速度を均一にすべきだろう。

⑤蹬脚で目いっぱい足を上げるからバランスを崩すし、下勢で目いっぱい足を拡げて低くするから独立の後にもバランスを崩す事になる。大会で張り切り過ぎるのは禁物である。

⑥集合時間や場所等は、事前に確認しておく事。表演前に焦らない為には、必要な事である。