New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

403)肩が上がる・腰が遅れる

先日太極拳教室で注意された事。 ①「緩んで繋いで広げる」は、動く時の注意事項。「緩んで繋いで」と言う準備をして、一方向に動くのではなく、四方八方に「広げる」様に動きなさいという事。手を前に押す時は、背中は後ろ、頭は上と言う風に広げる事。 常に…

402)行動を起こすタイミングの違い

今日「脳科学で答えるお悩み相談」と言うラジオ番組で面白い事を言っていた。 人は、①事前準備なし余裕時間なしで動いても気にならないタイプと、②事前準備をして余裕をもって動かないと落ち着かないタイプの2タイプに分けられる。夫婦であろうが、友人であ…

401)県大会の採点基準

以前にも新しい採点基準について書いたが、重複を覚悟で、もう一度書いておきたい。 先日武術太極拳の県大会があり、24式太極拳の予選は従来の採点基準で行われたが、決勝は2005年新国際ルールで行われた。決勝では、蹬脚と下勢独立の出来が、ダイレクトに順…

400)アピールできる演武

最近は県大会出場の為、演武時間を気にしながら練習している。24式太極拳の演武時間には、4分以上6分以下の制限があるのだが、私は5分強の時間で演武し終わってしまう。 6分を超えると大きな減点になるので注意が必要だが、審査員にアピールできる演武をする…

399)今日の注意事項

今日の太極拳教室で先生から注意された事を列挙し、今後の練習に生かそうと思う。 ①弓歩の後ろ足は、つま先と膝の方向を一致させ、しっかり伸ばす。 ②抱掌は背中を意識し、脇をつぶさず、両肘をはっきりさせて行う。 ③穿梭の上歩時、抱掌の上の手は腰、下の…

398)新しい採点基準

最近、太極拳の大会で「新しい採点基準」が採用されるようになった。 新しい採点基準では、蹬脚で蹴り出す足が、水平以上に上がらないと減点だし、下勢独立の下勢で軸足の大腿部が、完全に座り込んでいないと減点になる。 この採点基準は、外観的な身体能力…

397)背中で動く

今日の太極拳教室で先生から「背中で動く様に」との注意を受けたが、最初は、何の事か分からなかった。先生の説明を自分なりに解釈すると、身体と手を繋いで動く事であり、見えていない背中部分を意識して動く事だと思った。 これまでも①手や身体を前に出す…

396)今日の注意事項

今日の太極拳練習で先生から注意を受けた内容を列挙しておこうと思う。 ①抱掌に行く途中で、肘がしっかり意識出来ていれば、右手と左手は背中経由で繋がって居る。肘の存在感がはっきり意識出来ていないなら、手と身体は繋がっていない。肘を固定して肘から…

395)県大会に向けた練習

今日、太極拳の教室で、県大会に向けた練習を行った。 32式剣で出場する人と、24式太極拳で出場する人に分かれて、練習した。 24式太極拳の練習で注意された点を下記して置く。 ①結節点の所で止まっている印象を与えては駄目。3段-4段の昇段試験の時、結節点…

394)年初の太極拳練習と注意事項

昨日、今年最初の太極拳練習会に参加した。皆さん表演服で参加され、とても華やかな練習会となった。今日の練習の注意事項を ㋑先生から全員への注意事項 ㋺先生から私への注意事項 ㋩自分が気を付けていた注意事項 に分けて下記しておこうと思う。 ㋑先生か…

393)無理のない下勢独立

下勢独立の下勢では、軸足の大腿が床と平行になる位に、低く腰を落としたい。しかしそうすると、どうしても、独立で片足立ちになる時の、安定性を欠く事になる。 なぜ下勢と独立の両方を上手に出来ないのか? 下勢の軸足に有る重心を、独立の軸足に移して後…

392)攬雀尾の時の肩甲骨

今日教室で「攬雀尾の擠の時や前按の時、肩甲骨が盛り上がっては駄目」と注意を受けた。先生は「丹田から上は皆腕だと思って動かしなさい。掤は形ではありません。丹田のエネルギーを使ってこそ、掤と言う張りが出るのです。肩甲骨が盛り上がるのは、身体で…

391)緩める事で動き出す身体

太極拳の教室で「緩んで繋いで広げる」と教えられている時、「緩める事」について書かれたブログで、印象に残った事があり、メモしていた。太極拳にも通じる事ではないかと思ったので以下に記しておきたい。 動きは緩める事がきっかけで動きは「力を入れて創…

390)今日印象に残った話

ちょっと変わった「上虚下実」についての話が、印象に残ったので記しておきます。 普通の解釈で言えば、上半身はリラックス、下半身は充実させる。肩の力を抜き、足腰を充実させる。鳩尾から上はリラックス、臍下丹田を充実させる。となるでしょう。 しかし…

389)力が身体をすり抜ける

最近、大地からの反発力について考えた事が有るので、その事を書いて置こうと思う。 体重70kgの私の横に、70kgのマネキンが立って居る。私は身をかがめジャンプする事が出来るが、マネキンはジャンプ出来ない。身をかがめても体重70kgは変わらないのに、何が…

388)丹田の力が安定感を生む

少し前に、京都一周トレイルに参加して、東山→北山→西山を歩いた事が有る。 その時、台風の影響で沢山の杉の木が、根こそぎ倒れて居るのを見て、すらっと高く伸びた杉の木の根っこが、こんなに小さくては、倒れるのも当たり前だと思ったものだ。 今振り返っ…

387)股関節は球関節だと体感した

マットに座って横開脚をする。その状態で、腰を浮かさずに身体を横に向け、縦開脚(スプリット)に変化させられるだろうか。股関節が特別に柔らかい人は、これが出来るらしい。 股関節の柔軟性が或る程度あって横開脚が綺麗にできる人なら、腰を少し浮かせる…

386)練習のポイント

今日先生から教えて頂いた練習のポイントについて、書いて置こうと思う。 ①上歩する足の歩幅のお話 野馬分鬃で上歩する足を置く位置には気を付けましょう。健康維持の為に太極拳をしている私達は、日常生活で歩いている時の歩幅で置くのが良いですよ。腰の高…

385)今日の練習

今日教室で先生が皆に注意された事を記して置く。 ①腕の下側を使う意識でやるべしと言う話。 例えば、攬雀尾の捋の時、腕の上側を使って下に引き落そうとすると、肩が上がってしまう。腕の下側を意識しつつ引き落とすなら、肩の力も抜けて、肩が上がる事はな…

384)身体にやさしい全身運動

太極拳の魅力って何だろう。私は何に魅力を感じて太極拳を始めたのだろう? スポーツクラブで太極拳をやり始めた人に聞くと「体力的にエアロビクスにはついて行けないし、ヨガをするには身体が固すぎるから。。。。」との事。 太極拳でも体力や柔軟性が要る…

383)虚領頂勁は上目遣いの目線で

最近は、自分が太極拳の練習をしている時、首の後ろが気になって居る。 虚領頂勁すべし、背骨を真っ直ぐにして立つべし、と意識はしているのだが、背骨は真っ直ぐでも、頸椎部分が前に曲がっている事が多い。 顎が前に出て居て、頭の位置が背骨の位置より前…

382)太極拳のフェスティバル

コロナの為、2年程行われなかった太極拳のフェスティバルが、もうすぐ有る。 私たちの教室からは、私を含め10人が、他の教室の15人のメンバーと一緒に参加する。 2つの教室は距離的に離れているので、それぞれの教室毎に練習を進めて来た。 合同での練習は出…

381)身体の動きを正確に認識する能力

太極拳は実際に身体を動かさないと正しい動きは身に付かない。 しかし、正しい動きを頭で分かって居ないと、身体を動かしても無駄になる。 正しい動きを頭に浮かべ、注意すべきポイントを意識しながら練習する事は大切だ。 しかし、練習を効果的に進める上で…

380)練習で意識すべきは何?

太極拳を一人で通せるレベルに達すると、いよいよ、本格的に太極拳と向き合う事になり、先生からも色々な注意や、アドバイスを頂く事が多くなって来る。 でも、注意やアドバイスの全てを、長期間覚えて置けるはずもないので、注意やアドバイスをメモに残し、…

379)擺歩/擺脚 と 扣歩/扣脚

太極拳やカンフーの歩法には、擺歩(バイブー)/擺脚(バイジャオ)& 扣歩(コウブー)/扣脚(コウジャオ)と言うのが有ると言うので調べてみた。 擺歩とは、足を踏み出して踵を着いた時、爪先を外側に向ける事。 擺脚とは、踏み出した足の爪先を外側に向け…

378)ゆっくりとした音楽で

私が太極拳を習い始めた頃は、姿勢を維持する為に足腰の筋肉に力が入っていました。そして、この筋トレ的な疲れが、体幹強化とか筋肉増強になって、身体に良いのだろうと誤解していました。 しかし太極拳を続ける内に、筋トレ的な筋肉は使わない。放鬆が大切…

377)バランスを保つ

太極拳をやって居る時に、バランスを保つ為の、注意事項をあげてみた。 ①虚領頂勁・尾閭正中する事②目線を定めて動かさない事③丹田を意識して腹圧をキープし体幹部を安定させる事④股関節を固めない様にして、身体がバランスを取ろうとする自由度を妨げない事…

376)新国際競技ルール

先日、県連主催の太極拳競技大会が有った。何年かぶりの大会であり、参加する事で何かしらの収穫があると期待して参加した。 予選は従来ルールによる採点だった。ただし、掲示された成績表には、1~5号審判員の個別採点結果の発表はなかった。 決勝は新国際…

375)両肘を横に張りだす意識

身体には連動というものがあって、楽で滑らかで力強い動きには、身体の連動が大きく寄与している。太極拳も同様で、上半身と下半身(腕と足)が繋がって来ると、楽で滑らかで力強い動きに成って来る。 上半身と下半身、腕と足を繋げる為に、最も重要なのは、…

374)背骨は24個の関節

太極拳では、蹬脚や金鶏独立で片足になる以外に、収脚の時や上歩の時にも、片足になるタイミングが有ります。 そのバランスで悩んでいる時、「バランスは繊細なものなので、身体の表面近くに有る大きな筋肉で、バランスを取るのは間違いで、背骨近くの小さな…