太極拳では、蹬脚や金鶏独立で片足になる以外に、収脚の時や上歩の時にも、片足になるタイミングが有ります。
そのバランスで悩んでいる時、「バランスは繊細なものなので、身体の表面近くに有る大きな筋肉で、バランスを取るのは間違いで、背骨近くの小さな筋肉が、繊細に動いてバランスを取ってくれるのです」と先生に教えられました。
背骨近くの筋肉が繊細に動くには、何が必要なのだろうか?套路をしている時、身体の緊張を無くす(すなわち放鬆する)事が必要だと気付いた。バランスを取る為に緊張したり、表層筋に頼る様ではダメなのだ。
深層筋の動き良くしてバランス能力を改善してくれる様な、積極的トレーニングが無いか調べてみたので、以下に記しておこうと思う。
背骨(脊椎)は、頸椎7個+胸椎12個+腰椎5個の合計24個の関節で構成されていて、これらの関節をうまく動かせれば、効率的で滑らかな動きが生み出され、バランス能力も改善してくるとの事。
24個の関節が身体能力の源泉
背骨の24個の関節を自在に動かして得られる滑らかな動きは、機敏さ/パワー/バランス等、身体能力の源泉/根幹にかかわる重要なものである。
背骨を動かすトレーニングでバランス能力も改善
①背骨を前後に動かす。ヨガの猫のポーズ。ストリートダンスの前後ウエーブ動作。
②背骨を横に動かす。腰と肩を平行に横にずらす動作。側屈で脇腹を伸縮する動作。
③背骨を捩じる。下半身固定で背骨を軸に捩じる動作。
(下半身と頭を固定して捩じれば、軸の意識がしっかりする効果も有るらしい)
これら①②③は、私がスポーツクラブで時々参加していた、ストリートダンスのアイソレーション(身体の各部分を単独で動かすトレーニング)と同じだ。
これからはもう少し真剣にアイソレーションに取り組まなくては。。。。
続けて居れば、やがては背骨が滑らかに動く様になって、バランス能力の改善につながるかも知れないのだから。