New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

420)ずり這いで身体の連動を訓練

太極拳では、身体全体の連動が大切なので、その訓練方法について調べて見た。

身体全体の連動を訓練するのに、赤ちゃんの様にずり這いすると言う方法が有るらしい。匍匐前進よりも上体を起こして行う為、より脊椎仙腸関節に効く訓練だ。

うつ伏せ状態から、両手をついて上体を起こして、腰を伸ばし、胸を張って、肩甲骨を内に閉め、両脚の内腿母趾の内側を床につけて、上体を左右にくねらせて、床をこぐ動作がずり這いである。

この動作で、脊椎や仙腸関節弾力/柔軟性を復活させ、手と足の連動を訓練するのだが、注意すべきは、手足主導で動かすのではなく、で手足を引きつける事だと。

人間の腕は器用に動かせる分、肩甲骨と腕の繋がりは元々ゆるいのだが、更に、成人になるに従って肩甲骨が自由に動かなくなり骨盤との連動が途切れて来る為、手と足を連動させながら動かすのが苦手になる。

だから、ずり這いの動作で、腕→肩甲骨→胸椎→腰椎→仙骨→骨盤を、繋いでいる組織/関節の弾力/柔軟性を復活させて、脇や腰で手足を動かす意識を取り戻したら、手と足の連動→身体全体の連動も出来て来ると言う事のようだ。