一昨日、第28回シルバー太極拳近畿交流大会の中止連絡が来た。
覚悟はしていたが、非常に残念である。
この2年間は、太極拳の発表会や交流大会の計画が中止になるのが当たり前に成って来ている中、自分の太極拳練習に対するモチベーションを維持するのに苦労して来た。
これまでなら、大会に向けて練習をする事で、自分で新しく気付く事が有ったり、先生からのご指導が身に付いて来た様に思う。
しかし、今は自分が、しっかりとした目標を持って、練習しなければいけない。
自分の目ざす所は、①部分的な緊張や強張りが無く②柔らかく滑らかで③張りのある④放鬆し勁が通った、太極拳である。
自分の身体の内側に目を向けて、未開発の神経や筋肉を掘り起し、目覚めさせ、関節の1つずつを個別に、自分の意思で動かせる様になれば、これまで以上に①②③④の叶った太極拳が出来るはずだ。
膝や股関節、肘や肩関節もだが、足の親指～小指の関節、24個の椎骨、仙骨、手の親指～小指の第1～3関節には、まだまだ沢山、未開発の神経や筋肉があるのだから、と考えて練習して来た。
しかしこれまでに、未開発の神経や筋肉を、どれだけ掘り起せただろうか？関節をどれだけ個別に動かせる様になっただろうか？あまり上手く行っていない様な気もする。
大会が中止とはなったが、これからも気を緩めず①②③④を目指して練習し続けたいと思っている。
