昔、小学校の運動会で、子どもも大人も参加できる、自転車の遅乗り競走が有った。
自転車に乗って30mほどの距離をどれだけ遅く走らせるかの競争で、100m競走の様に走るレーンの幅は決まって居る。
自転車が倒れたり、足を着いたり、所定のレーンから車輪がはみ出たら失格である。
スタートの合図で両足を地面から離す。ペダルを踏んで、少し前に進んだら、すぐにブレーキをかけて止まる。
バランスを崩さない様にハンドルを右に切ったり、左に切ったりして、調整する。
右ペダルに体重をかけたり、左ペダルに体重を掛けたりして、調整する。
それでもだめなら、ブレーキを少し緩めて自転車を前に進め、バランスを立て直す。
兎に角、出来るだけゆっくり進むのだが、失格になってはいけない。
失格になれば順位は付かず、ゴールした人の中で順位が決まる競技だ。
昨日のブログ【安定した足の運び方】を書き終えてから、何故か、自転車の遅乗り競走の事を思い出した。
自転車も、早く走らせる時は、安定して居るが、ゆっくり走らせると不安定になる。
太極拳も、ゆっくり動くから、不安定にる。なんか似ている気がした。。。。。。。