New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

2023-01-01から1年間の記事一覧

417)推手講習会の注意事項

先日の推手講習会で教えて頂いた注意事項について書いておこうと思う。 まず、「小さな前にならえ」の形で、手の平を上に向け、互いに向き合う。次に、相手の手首を、握るのではなく下から支える形で接する。この状態で、相手がそっと推してきた力を受け入れ…

416)32式剣

教室で32式剣を習った時の注意事項を書いておこうと思う。 ①起勢から並歩点剣(ビンブーディエンジェン)に行く途中で、伸ばしていた左手人差し指を、中指の方向に揃えて、左手で持っていた剣を右手に持ち替えるが、この時左肩が上がった状態だとスムーズな持…

415)ワイドスクワットと内転筋

ある日、スポーツクラブのスタジオレッスンに入った時「いわゆるスクワットとは一味違うスクワット」を教えてもらった。大変、興味深い内容だったので下記して置く。 いわゆるスクワットは、大腿四頭筋の筋力アップの為に行うのだが、教えてもらった一味違う…

414)身体感覚と脳の認識

推手の練習で、うまく出来た時、先生から「それです。それを忘れずに!」と言われるが、自分では何かをしたと言う実感がない為、なぜ成功したのか解らない事が多い。 成功した要因はこれだと言う事が実感できれば、上達できるのだろうが。。。。 ある時に体…

413)肚を据えて足を上げる

最近、蹬脚で足を高く上げるのが大変になって来た事も有り、足を上げるよりも、膝から下を蹴り出す事と、両手をきれいに広げて姿勢を保つ事を意識している。 しかし、足を高く上げなくても良いと思って身体の準備をする時は、合の意識が薄くなりがちで、身体…

412)許せば緩んで心地良くなる

「まあいいか」と自分を許せば、心も身体も緩み、心地良い時間を過ごす事が出来る。 許すとは、受け入れる、逆らわない、と言う事。許せないとは、自分の周りで起こる出来事や他人に対して「心地良くないから、受け入れられない」と言う事。心と身体が頑なな…

411)緩めるには許すが大事

太極拳をする事で、気持ち良さを味わう感覚が磨かれ、ずっと心地良い時間を過ごせる様になると言う人がいます。 推手の練習をしている時、放鬆、放鬆と注意されるのも、気持ち良さを味わう感覚を磨く為なのですが、一生懸命に努力したり、教えを守ろうと意識…

410)内三合・意気勁・精気神

太極拳には、内三合・意気勁・精気神と言う言葉が有るが、そこに出て来る単語、意・気・勁・精・神はどれも実体がない為、理解するのは困難だ。多分感覚として理解するしかないのだろう。 正しく表現出来るかどうか不安もあるが、今迄の自分の理解を言葉にし…

409)気とは気持ち良さの事

推手で勁力をやり取りするとは、気をやり取りする事だ。気とは気持ち良さの事だ。推手では飛ばした人も飛ばされた人も気持ちが良いはずだ。套路も、推手も、站椿功も、気持ち良さを味わえない様なら正しくない。 太極拳が有るレベルに達した人は、手の位置や…

408)気を溜める

太極拳では気を溜めると言う言葉が有るが、気を溜めるにはどうすれば良いのだろう。 站樁功をするのが一番いいらしいが、辛さを我慢しながら站椿功をしても意味がない。 我慢するのは、筋肉に負荷がかかっているからで、気を溜める狙いとは逆方向になる。 辛…

407)両胯のやり取り

今日、太極拳教室で注意された事を書いておく。それは、両胯のやり取りの事だ。 閃通臂の定式から、一端緩んでから后坐しようとしているのは良いのだが、緩んで蓄えたエネルギーのコントロールが粗雑で、身体全体がはじかれた様に伸び上がり、後はその分だけ…

406)含胸/塌腰/斂臀/鬆胯

太極拳では足が地面を捉え安定して動ける事が大切ですが、その為には含胸/塌腰/斂臀/鬆胯が不可欠だと思います。 塌腰(ターヤオ)=腰が下に垂れ下がったように引っ張られた状態。命門を開けた状態。斂臀(リエントゥン)= 腰の椎骨節や皮膚、腱が真下に向けて…

405)一日推手

今日は県連主催の一日推手と言う講習会に参加し、午前中は、四正推手を回す練習を、午後からは、四正推手の中のいくつかの場面で、相手を飛ばす練習をした。 四正推手を回す時のポイント①相手と接している部分の圧力が変わらない様にする。②自分勝手に動くの…

404)内功・勁力・太極拳

太極拳は武術ではあるが、その動きに養生的要素もあって「健康太極拳」として普及してきた。ラジオ体操の様に毎朝やり続ければ健康に良い。だから「健康太極拳」と呼ばれるのだろうと、私は単純に理解していた。 しかし3段検定の重点項目「緩めて繋いで広げ…

403)肩が上がる・腰が遅れる

先日太極拳教室で注意された事。 ①「緩んで繋いで広げる」は、動く時の注意事項。「緩んで繋いで」と言う準備をして、一方向に動くのではなく、四方八方に「広げる」様に動きなさいという事。手を前に押す時は、背中は後ろ、頭は上と言う風に広げる事。 常に…

402)行動を起こすタイミングの違い

今日「脳科学で答えるお悩み相談」と言うラジオ番組で面白い事を言っていた。 人は、①事前準備なし余裕時間なしで動いても気にならないタイプと、②事前準備をして余裕をもって動かないと落ち着かないタイプの2タイプに分けられる。夫婦であろうが、友人であ…

401)県大会の採点基準

以前にも新しい採点基準について書いたが、重複を覚悟で、もう一度書いておきたい。 先日武術太極拳の県大会があり、24式太極拳の予選は従来の採点基準で行われたが、決勝は2005年新国際ルールで行われた。決勝では、蹬脚と下勢独立の出来が、ダイレクトに順…

400)アピールできる演武

最近は県大会出場の為、演武時間を気にしながら練習している。24式太極拳の演武時間には、4分以上6分以下の制限があるのだが、私は5分強の時間で演武し終わってしまう。 6分を超えると大きな減点になるので注意が必要だが、審査員にアピールできる演武をする…

399)今日の注意事項

今日の太極拳教室で先生から注意された事を列挙し、今後の練習に生かそうと思う。 ①弓歩の後ろ足は、つま先と膝の方向を一致させ、しっかり伸ばす。 ②抱掌は背中を意識し、脇をつぶさず、両肘をはっきりさせて行う。 ③穿梭の上歩時、抱掌の上の手は腰、下の…

398)新しい採点基準

最近、太極拳の大会で「新しい採点基準」が採用されるようになった。 新しい採点基準では、蹬脚で蹴り出す足が、水平以上に上がらないと減点だし、下勢独立の下勢で軸足の大腿部が、完全に座り込んでいないと減点になる。 この採点基準は、外観的な身体能力…

397)背中で動く

今日の太極拳教室で先生から「背中で動く様に」との注意を受けたが、最初は、何の事か分からなかった。先生の説明を自分なりに解釈すると、身体と手を繋いで動く事であり、見えていない背中部分を意識して動く事だと思った。 これまでも①手や身体を前に出す…

396)今日の注意事項

今日の太極拳練習で先生から注意を受けた内容を列挙しておこうと思う。 ①抱掌に行く途中で、肘がしっかり意識出来ていれば、右手と左手は背中経由で繋がって居る。肘の存在感がはっきり意識出来ていないなら、手と身体は繋がっていない。肘を固定して肘から…

395)県大会に向けた練習

今日、太極拳の教室で、県大会に向けた練習を行った。 32式剣で出場する人と、24式太極拳で出場する人に分かれて、練習した。 24式太極拳の練習で注意された点を下記して置く。 ①結節点の所で止まっている印象を与えては駄目。3段-4段の昇段試験の時、結節点…

394)年初の太極拳練習と注意事項

昨日、今年最初の太極拳練習会に参加した。皆さん表演服で参加され、とても華やかな練習会となった。今日の練習の注意事項を ㋑先生から全員への注意事項 ㋺先生から私への注意事項 ㋩自分が気を付けていた注意事項 に分けて下記しておこうと思う。 ㋑先生か…