New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

417)推手講習会の注意事項

先日の推手講習会で教えて頂いた注意事項について書いておこうと思う。

まず、「小さな前にならえ」の形で、手の平を上に向け、互いに向き合う。次に、相手の手首を、握るのではなく下から支える形で接する。この状態で、相手がそっと推してきた力を受け入れて足裏に落とし、相手の足裏をなくし、前方向、左右方向、下方向に相手を動かす練習をした時の注意事項だ。

①相手は、当方の足裏に届く様に推す練習だし、当方の勁を聴く練習でもある。その時「もっと緩めて」とか「手で押している」とか、気付いた事をアドバイスする。

②当方は、推してきた力を受け入れて足裏に落とす為に、胸を緩め、肩も楽にし、胯を緩める。私への注意事項は㋑胯をもっと緩めよ㋺腕は後ろに動いても身体は1mmたりとも後ろに動かさない㋩目線は上げる㋥戦闘態勢の身体をやめる㋭緩める時はさっさとやる、と言ったところであった。

③勁を返して相手を動かす時の注意事項は㋑手で動かそうとしない㋺身体で動くと言うよりも意だけを働かせると言う方が適切だ㋩自分の肩甲骨/肩/肘の相対関係が良くなければ、抵抗のない形で相手を動かす事は出来ないし下にも落とせない㋥上達には回数が必要である。悩んで止まるより何回も失敗しながら練習すべし、と言ったところであった。

結局、虚領頂勁、沈肩墜肘、含胸抜背、尾閭正中、鬆腰鬆胯、気沈丹田が必要だと言う事なのだが。。。。うまくいかない。。。。!!!