New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

練習方法

286)股関節

太極拳で言う胯≒日本語の股関節と解釈し、今回は股関節の考察をしたいと思います。 ある太極拳の教室では、立位から足を左右に開き太ももが水平になる迄曲げて、両手で膝を押す形で、準備運動をしているが、運動の目的を明確にしていない為、効果が十分出て…

285)初心者の練習ポイント

初心者が太極拳を練習する時は、どこに気をつけるべきでしょうか? 最初はどうしても先生の動きを目で追いながら、自分の手の動きを先生の手の動きに、合わせ様としてしまいます。 先生が例えば20人もの初心者①~⑳の前で起勢をすると、90度上歩後、野馬分鬃…

278)套路の途中で站椿功

今日太極拳の教室で無極站椿功の紹介があった。 この站椿功は、一部の筋肉にだけ余分な緊張を強いていないか、そこが立つのに一番楽な位置か、そこで十分放鬆出来ているか、を追求しその感覚を磨くものであるとの事。 太極拳教室の時間は限られている為、教…

256)ビデオで見る

太極拳の県大会とか全国大会とかを見に行った事はありますか?そこで上手な人の太極拳を見ると、自分もあの様に演武したいものだと、昔は憧れたものです。 しかし、歳を重ねると筋力も柔軟性も低下しますし、太極拳の本質に目覚めるにつれて、自分の目標も放…

239)寝床で太極拳イメトレ

夜、寝床に入ってから、太極拳のイメージトレーニングをする事が有ります。 布団の中なので、手足はほとんど動かせませんが、その分呼吸、腹圧、腰椎の動き、丹田、命門に意識が行きます。 腹圧をかける事で命門を寝床に押し付け、頭は上に、足は下に、両手…

218)心静体鬆

身体が放鬆していて、心が安静に保たれている太極拳は、それを見ている人も、やっている本人も、気持ちが良いものです。 何時までも「足の位置/手の位置/身体の向き、これで良いんでしょうか?」と人に聞くのは止めましょう。 その位置で「自分が気持ち良い…

214)柔緩均一と放鬆

太極拳の套路をする時に、最も注意している事は、柔緩均一、放鬆して、均等な速度で、緩やかに動く事である。 ①目線は飛ばさず、均一な速度で水平にゆっくり動かす。 ②身体はリラックスして、その場に留まる意識でいる。 ③足は踏まず、蹴らず、前に出し過ぎ…

206)練習時の注意

先日、先生が「練習時の注意」として言われた事。 太極拳の原理原則は、相手の力を受け入れてバネの様に返したり、方向を変化させて受け流す武術であって、力で相手を倒す武術では無い。 従って我々が練習する時は、どんな時も自分の力を使わないでバランス…

175)表演のビデオ

自分の県大会表演ビデオを見ると多くの反省点が有った。その反省点を、次の練習に生かすなら、ビデオ撮影は有効な練習方法だと思う。 ①上手な人の套路と比較すると、自分の套路の動きには余韻が全くない。定式への一点集中も無いが、そこから次の動作に移行…

167)中央研修会

先日太極拳の中央研修会に参加した時、推手の上手な人に教えてもらった事を書き残しておく。 ①正しい位置に立っている人からの勁力。上手な人を相手にした時は、相手の胸の真中を軽く押したら、その力は相手の足裏に落ちて、跳ね返ってくる。その勁力をちゃ…

162)推手講習会に参加して

先日推手講習会に参加した。その感想を記す。 ①参加者の中には、太極拳4段の実力で、推手も大変上手な人がいる。推手は上手な人と組んで、フィードバックを得る方が上達の近道だろう。 ②今回自分の開立歩の姿勢が少し踵寄りで緩んでいるのできっちりとはまら…

152)大会の練習

先日教室で県大会の練習をした。つい最近まで昇段試験の練習ばっかりをしていたせいで、後半がうまく出来ない。時間的にもゆっくりし過ぎている。等々色々なダメ出しが有った。その時の注意事項を下記しておく。 ①昇段試験の練習の時、両手両足の動きと目線…

146)根っこを取る

まず、相手に手首を掴まれた形で、静止した状態を作る。 我々はまだ初心者なので、相手に緩んでない状態になってもらい、自分の方だけが、最大限に緩めていく。そんな練習をした。 その時の理解を下記する。これが合っているかどうかは、今の処、疑問符付き…

135)含胸抜背

昨日、教室で抜背の練習をした。肘を直角に曲げて、肩の高さに持ち上げ、目の位置に置いた手首を誰かに掴んでもらいながら、緩める練習である。 肩と言うか、肩甲骨と言うか、背中全体が腰骨の方向にズルッとおちて行く感じになれば、抜背も成功らしい。 先…

118)推手を套路に生かす

套路だけをやっていても上手になれませんよ。推手をしたり、站椿功をしたりして、そこで掴んだものを套路に生かしてください。と先生がよく仰る。 前回の教室では、野馬分鬃の定式の前の手を、他の人に掴んでもらい、その人も連れだってシンクロした状態で、…

115)推手の練習

推手練習の時、先生が仰いました。 推手の相手をどう見ていますか?上から目線で、言葉で、注意や要求をしてませんか?これは大きな間違いですよ。身体で聴く、身体が伺うと言った態度で行かないとダメです。そうすれば、足も踏ん張らず、手も柔らかくなり、…

87)膝を痛めない為に

太極拳で膝を痛めない為のエクササイズと言う記事を見た。捩じりによる膝痛以外で言えば、この記事も役立つので、ポイントを下記します。 ①膝を足先より前に出さない様に!との太極拳の注意事項は良く聞くが、その為には、鼠蹊部を柔らかく織り込む事が、重…

41)身体が動くままに

太極拳の先生から「意さえ有れば、身体は自然と準備し、過不足なく動く事が出来ます。一動全動です。手はこう、足はこう、、、と部分部分の動きを気にすると身体がバラバラになるからダメですよ」と良く注意されています。 しかし、私はまだまだ未熟者なので…

19)ビデオ撮影

自分の24式太極拳をビデオ撮影し、チェックして見なさい。自分の欠点がよくわかるからと、以前先生に言われた事があり、ビデオ撮影をして見ました。 肩や腕に力が入っているし、身体を使わず手だけを動かしているし、目線が動作と合っていないし、反省点のて…

16)鏡を見てしまう

スポーツクラブのスタジオで太極拳のクラスに入ると、周りに鏡が有って、どうしても鏡を見て套路をしてしまい、本来移動させるべき位置に、目線を持って行くのが遅くなります。 何時までも、鏡の方を見ていると、意識がそこに捕らわれて、意を持って動く事が…