New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

152)大会の練習

先日教室で県大会の練習をした。つい最近まで昇段試験の練習ばっかりをしていたせいで、後半がうまく出来ない。時間的にもゆっくりし過ぎている。等々色々なダメ出しが有った。その時の注意事項を下記しておく。

①昇段試験の練習の時、両手両足の動きと目線の3つともが、ぴったり合う様に、練習をしてきたはず。そのタイミングは、スピードが速くなっても、ずれてはいけないし、ぴったり合えば、その瞬間には、自ずとしっかりした軸が出来ている。スピードが速い動作の時や遅い動作の時が有っても、要所要所でこの3つがピタッと合っているなら、見応えのある、切れの良い演武になるはず。

②手足をばたばた動かさない。頭をぺこぺこ動かさない。一定の高さをキープしながら、極力動かないで套路をする意識でやると良い。手足は身体について来るし、身体はその中の方で動けばいい。意とか丹田とか体幹とか腰とかそんな所。手はどんくさい程後からついて行く。動かそうと思わなくても、ちゃんとついて来る。

③こんな解釈もあるのかと思った話。
静中動有・・見た目は静かに止まって見える時、実は、
      身体の内部は次の準備で動いている。
動中静有・・手が押したり引いたり動いている時、実は、
      体幹が止まっているから効果がある。