New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

41)身体が動くままに

太極拳の先生から「意さえ有れば、身体は自然と準備し、過不足なく動く事が出来ます。一動全動です。手はこう、足はこう、、、と部分部分の動きを気にすると身体がバラバラになるからダメですよ」と良く注意されています。

しかし、私はまだまだ未熟者なので、身体の動きを自然に任せると、太極拳の要求事項から離れて、とんでもない方向に行ってしまいます。

気沈丹田、鬆腰鬆胯、虚領頂勁、尾閭中正、含胸抜背、沈肩墜肘、舒展、円襠、踏実、提膝に注意して動こうと思うと、手の位置はこれで良いか?肘の位置は?身体の角度は?前足で引っ張っぱっていないか?等々気になる事が沢山出て来るのです。

教室では、部分的な基礎練習が有り、全体を通す套路練習もありますが、それぞれの練習で、注意すべき点が違っています。

部分的な基礎練習では手の位置、足の位置、身体の向き、目線の動き等々に注意しながら、正しい動きが自然に出来る様になるまで繰り返し練習をします。

全体を通す套路練習では、基礎練習の注意点にこだわる事を止め、意を前面に出して伸び伸びと動き、気持ちの良い太極拳を楽しむ事を大切にする様に言われています。

これからも、そんな練習方法で太極拳をやって行きたいと思います。