スポーツクラブのスタジオで太極拳のクラスに入ると、周りに鏡が有って、どうしても鏡を見て套路をしてしまい、本来移動させるべき位置に、目線を持って行くのが遅くなります。
何時までも、鏡の方を見ていると、意識がそこに捕らわれて、意を持って動く事が出来ません。結果、目線のずれが体軸のずれに繋がり、安定した動きも出来ません。
私は未だに自分の姿勢が気になり、鏡を見る癖が治せず、困っています。
鏡を見てチェックしたり、套路の途中で止まって足元をチェックしたり、膝・腰の位置や向きをチェックして、やり直すのは、常に過去に捕らわれる消極的な姿勢であると戒め、もっと積極的な方向に自分の感覚を使って行きたいと思います。
