New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

287)昨日習った事

最近、太極拳の教室で習った事が、ちゃんと記憶に残っていない様な気がする。そこで昨日習った事を思い出し、列挙してみようと思う。

①抱球した時の下の手だけ残し、上の手は、身体の側面に自由にしておきます。この時下の手の位置を変えたり、向きを変えたりして、肩肘だけでなく、足や腰の筋肉に力が入る事を体験してみましょう。感じられましたか?これが「りきみ」と言うものです。「りきみ」は手だけでなく、足や身体の位置/向き/傾きによっても生じます。「りきみ」のない位置が正しい位置です。「りきみ=0」を目指して、太極拳の練習をして行きましょう。

②明るい表情で套路をしましょう。顔を上げて遠くを見る事で、明るくなります。自分の手足の位置は正しかっただろうか?と確認作業に重点を置くと、視線も下向きになり、眉間にしわが寄って、太極拳がこじんまりと暗い感じになります。確認作業に重点を置くのではなく、常に次の事、一瞬先の事を考えながら、套路をすれば、目線の行く位置とタイミングがうまく定まって「キリッ」とした明るい太極拳になりますよ。

③穿梭の一方の手は額を守る為上に挙げ、もう一方の手は前に推し出して、拗歩となりますが、この姿勢では身体の傾きが生じやすい為、両肩を水平に保つ事に注意して套路をしましょう。