New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

440)2段検定の機会に勉強を

2段検定の合否基準を見る機会があった。今年検定を受ける人は、この合否基準の中に出て来るチェック項目の用語について、良く理解出来ているだろうか?まずはこれら用語の勉強をする必要はないだろうか?

昔は初段になる時、24式套路名称を漢字で書く試験があって勉強したものだ。

初段の合否基準には、三型(歩型/身型/手型)が出てくるし、2段の合否基準には、沢山の套路名称や、五法(手法/歩法/身法/‥‥)の事が出て来る。手法の名称(推掌/分掌/按掌/雲掌/‥‥)や、四正四隅名称(掤/捋/擠/按/採/挒‥‥)や、過渡動作の名称(上歩/収脚/‥‥)について、実際の動き/働きを勉強する事も必要だろう。

更に、2段の合否基準の中には、協調一致/立身中正、と言う四文字熟語が出て来るが、太極拳をやる上で、重要な心得を四文字熟語にしたものは、他にも沢山ある。他の四文字熟語を勉強をするなら「太極十要」に纏められたものを、見ておくのも良いだろう。

頭でっかちになるのも困るが、太極拳の基礎知識として、上記の名称とか四文字熟語を勉強したり「太極拳論」や「十三勢歌」と言う古典に目を通すのも、良いのではないかと思う。