New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

73)内転筋

先日スポーツクラブでヨガの教室が有ったので入ってみました。

ヨガのポーズの中に、身体は前に向け両足は伸ばしたまま、どんどん横に広げて行き、頭を床につける様に、前屈をするポーズが有りました。

この時の両足は股を頂点とする鈍角三角形でしたが、靴下を履いたままで、やっていたので途中から足元が滑って、ポーズをキープするのに苦労し、内転筋が大変疲れました。

太極拳で片足になる時、安定感がないのは、正確な位置に片足立ちしていないからですが、遠因としては、内転筋の働きが弱い事も挙げられるのではないでしょうか?

私は、内転筋を締め小尻になって、尾骶骨を内に巻き込みながら、手を上にあげて、両方のつま先で立ち続ける事で、姿勢筋が強化されると思って実行しています。

内転筋が緩むと、お尻が割れ、足が分かれてO脚になり、小指側に体重が乗って姿勢が崩れます。姿勢維持には内転筋がとても重要だと思います。

先生は「太極拳に筋トレは不要」とおっしゃってますが、内転筋の強化もダメなのか、一度聞いておこうと思います。