New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

258)ピラティスの時聞いた話

今日スポーツジムでスタジオプログラムのピラティスをして来た。立ち姿の確認をしてからスタートしたのだが、その時聞いた話が気に入ったので下記しておく。

①目をつむってじっと立っていると、ふらつきが出ますがそのふらつきが小さい内に、上手く修正するのが、身体の奥にある姿勢筋です。

②じっと立っている時には、表面の筋肉は休んでいて、もっと奥にある筋肉が、無意識のうちに働いているのです。

③身体を固めると、奥の方の筋肉での修正ができずに、ふらつきが大きくなって、表面の筋肉も動員しながら、立ち続ける事になります。

ピラティスは、奥の方にある沢山の筋肉を、すべて働かせるような姿勢で行うのが効果的です。

⑤そのための注意点を列挙すると
 ㋑両足は腰幅にして立ち、両足内側の筋肉を意識する。
 ㋺お尻は小さく、肛門を締め、尾骶骨は巻き込む。
 ㋩腰は通常のS字カーブを真っ直ぐにする。
 ㊁お臍と鳩尾の間も引き延ばす。
 ㋭胴は前も後も上下に張り伸ばしコルセットした意識。
 ㋬顎は引き頭は上方に引っ張られ、耳と肩の間を広く。
 ㋣両肩は左右に拡げ、垂らした腕は下方に伸ばし切る。

⑥この様な姿勢を意識して立っていれば、両手両足が胴体と繋がって、身体の奥にある沢山の筋肉を働かせる事が出来る。

こんな話をピラティスのインストラクターがしていたが、太極拳にも通じる話だと思い、興味を持って聞いた次第である。