攬雀尾で「掤・捋・擠・按」をした時の、後ろ足について注意があった。
自分の姿勢は鏡がないと確認できないと思っていませんか。
いつでもどこでも、鏡がなくても、足裏だけは感覚できます。
もっと足裏の感覚を研ぎ澄ましましょう。
足裏が「べた~っ」と全面で着地しているか、母指球寄りになって居ないか、小指球側がちゃんとついているか、それを感覚する事で、正しい姿勢が分かってきます。
足裏が母指球寄りになって居ると言う事は、円襠が出来てないと言う事。上体が後ろに反り気味で、後ろ足が微妙に曲がって居ると言う事。
これでは、前から来る相手の勁を受け入れて、足裏に流す事が出来ません。
小指球側もちゃんと着地させ、「べた~っ」と全面着地の感覚が有る様に修正すれば、上体も若干前傾方向に修正され、お尻が斜め後方に微妙に動き、後ろ足もちゃんと伸びて来ます。これで、相手の勁を足裏に流す事が出来るはずです。
これ迄、上体が棒立ち過ぎる、上体が弓反りになって居る、後ろ足が曲がって居る、円襠になって居ない、と言う風に一つづつ、姿勢の注意を受けて来たが、これらがすべて足裏感覚で分かるとは、、、、、、、新しい発見であった。