昇段試験の重点課題に「放鬆による身法の開合と手法」と言うのが有る。
昨日、教室で開合の説明が有り、要約すると合から開に行くのは相対的なもの。ラッパの音の大きさで言えば、小さい音から大きい音に徐々に変化する様なもの。ここからが大きな音と区切る事は出来ない。開合も同じである。
デジタルの世界で考えると、どれが開でどれが合ですかとか、開ってどれですか?どこから開ですか?みたいな事になるが、実はアナログの世界で考えるのが正解。
合から開に向かっていく途中は少しずつ合が減り、その分開が増えてる。急激な変化はなく、変化が分からないくらい少しずつ変化して行き、最後にMAXの開になる。
合は身体の中心に限りなくパワーがまとまった状態。そのパワーは風船が膨らむ様に少しずつ広がり(掤勁)、定式になった時がMAXの開になる。
少し勝手解釈が入っているかも知れないが、大筋この様な説明だったと思う。