太極拳の習熟度は、どんな所で見分けられるのだろうか。
5つの見分けポイントとその習熟度段階を、自分なりに纏めてみた。
①套路で見分ける(順番→定式→ルート→協調一致→放鬆→呼吸)
②筋肉の使い方で見分ける(表層筋→放鬆→深層筋→勁力)
③動きで見分ける(動作が切れる→円く繋がる→リズムが出る→虚実分明→開合有無)
④緩みの度合いで見分ける(肩が緩んで→腰も→胸も→背中も→お腹も緩んでいる)
⑤安定性で見分ける(軸の感覚のレベルとか足裏の感覚のレベル)
①の套路で見分ける時の、習熟度段階は
㋑套路が通せる
㋺定式の形が正しい
㋩定式迄のルートが正しい
㊁上下が協調一致している
㋭放鬆して動作が出来ている
㋬動作と呼吸が同期している
と言った段階になるのではないだろうか。
自分がこれまでに、練習して来たポイントの視点を整理し、時系列的に並べただけの様にも思うが、忘れてはいけない視点だと思うので、ここに備忘録として記す事にした。