New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

64)副交感神経

スポーツクラブに自力整体と言うプログラムがあるのですが、それに入ってマットの上でストレッチ的な事をしていると、気持ち良くなって、あくびが何回も出て来ます。副交感神経が優位になった証拠らしいです。

副交感神経は、夜の熟睡中に最も活発に働く神経で、休息の神経ともいわれます。心拍数を遅くし、血圧を下げ、内臓を良く働かせ、消化を亢進させ、健康維持には欠かせない神経です。

太極拳では、緩めて、繋いで、広げると言う、武術的要素も追及しつつ、他方では、ゆっくり、均一に、緩めながらと言う、リラックス/自然体の要素も追及します。

武術的要素として相手の力を活用する事を考えた時、陰陽/虚実の世界に入って、武術と自然体のバランスがとれ、最終的には自力整体と同じく、副交感神経が優位になって来るのではないでしょうか?

そして副交感神経優位の太極拳を味わう事が、健康に良い太極拳の最終ゴールではないかと思うのですが。。。。