New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

48)放鬆

太極拳で一番求めないといけない事は「放鬆=ファンソン」ですね。

一通り套路が出来る様になった頃、放鬆についての最初の注意は、摟膝拗歩の前に推す手と下に押さえる手でした。「肘が突っ張ってるので緩めましょう」「手首が堅いのでもっと力を抜きましょう」だったと思います。

その頃は、まだ肩とか腰の力を抜くと言う感覚はわかりませんでした。その後、徐々に肩の脱力に意識が行くようになり、上半身の放鬆について、少しは分かり始めたと思います。

しかし、腰の放鬆には中々至らず、その後も「鬆腰鬆胯」「尾閭正中」「其根在脚」と注意され続けて来ました。

最近、站椿功をしているうちに、なんとなく、静かで強張りの無い立ち方が出来、脚底下の感覚がつかめたのではと、感じる事が時々有ります。

やっぱり站椿功も大切なのだなぁと思うこの頃です。