New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

37)野馬分鬃

今日太極拳の教室で野馬分鬃について、色々注意された。

①上歩の足は摺り足で前に出す事。上から降ろす様に出すのは駄目。

②野馬分鬃の定式では、弓歩の後足はしっかり伸びていて、分け開いて伸びた前の手と、お互いに引き合っている感じになる事。

③后坐の後の碾歩(ニェンブー)は、上体が開くのに釣られて、足が開くだけ。後足の膝は内側に入らない様、注意する事。

④収脚の時、前膝は動かずに上体が乗って来るのを待つ事。後足は蹴りあげない事。前足は大腿四頭筋を使わずに、ハムストリングを使う事。収脚した後に、お尻は後ろに出るのは、まだましな方で、横にはみ出しては絶対駄目な事。尾骨を巻き込んで、椅子に座る形になっているのがベスト。

⑤次の上歩に入る前には、首筋を伸ばし、虚領頂勁し、腰の向きは維持したまま、YAOの回転で上半身を動かして前を向き、上歩する事。

⑥両手を分け広げる順番は、背中⇒両肘⇒手の順である事。定式になった時は、後方から前の手の肘が見える事。前の手は、かなり横向きになっている事。