New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

447)フェス練習の動画

先日、太極拳フェスティバルに備えて、皆で練習している動画を見る機会があった。

そこで気付いた事を書いておこう。

動画では、上手な人と発展途上の人が一緒に演武しているので、ある動作の開始と終了のタイミングは同じなのに、その動作の途中ではズレていると言う場面が多々あった。

それは動作の質に違いが有るからだろう。

動作の開始から終了まで、均一な動きに見えても、下記の点で質に違いが出るのだ。

①結節点意識の差と、緩めて繋いで広げる、と言う身体内部の動きの質に差がある。
③協調一致と上下相随:身体全体が一つの動作に向かっている一体感に差がある。
④留手:身体が手を動かしている事の現れ。まず身体が動き始めてから手が動く所。
⑤舒展:合があるから開がある。合を大事に使ったからこそ、気持ち良く広がれる。

上手な人と一緒に動いて居る動画を見た時、動作の途中でズレが出ていると気付き、その理由を突き詰めて行くなら、進歩も早まるのではないかと思う。