New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

291)攬雀尾から単鞭へ

今日の教室で、右攬雀尾の定式から単鞭へ移行する迄の、重心移動の仕方について練習したので、重心移動に特化して、練習の注意点とやり方を下記する。

①右攬雀尾定式の弓歩から、十分に后坐して重心は100%左足に乗せる。
②重心を左足に乗せたままで、右足を扣歩(爪先を左に回し爪先南向きで着地)する。
③この時、身体は左足爪先の方向より、若干南向きになっていて、重心は100%左足。
④身体を左に回さずに、重心を右足に100%移す。
⑤身体は右爪先の方向(南向き)より、若干南西向きにする。
⑥左足を寄せてから、身体を南東向きに、回転させつつ、左足を東方向に出す。
⑦身体を回している間に、右膝が動かない様に注意する。
⓼左足をべったりと着地しても、重心は未だ100%右足にある。
⑨重心を左足に移しながら、単鞭を完成させる。     以上

扣歩完了時、右足爪先は南向き、左足爪先は南西向きで、両足がハの字になる。

ポイントとしては、胯が緩めば、爪先の向きと身体の向きが若干違ってくるので、
后坐して左足に重心が100%乗って緩んだ時、爪先は南西向きで、身体は左足爪先より、若干南向きになるし、体重移動して右足に重心が100%乗って緩んだ時は、爪先は南向きで、身体は右足爪先より、若干南西向きになって居るはずである。

この様な練習であった。