先日太極拳の教室で、左野馬分鬃から后坐→碾歩→前進→踏実→収脚→右足上歩→右野馬分鬃の動作をしている時、先生から収脚のタイミングと目線について、注意されたので以下に記して置く。
右下勢独立から左足踵着地→碾歩→前進→踏実→収脚→右足上歩→右穿梭の動作をしている時も、同じ注意を受けた。
先生曰く「重心移動が終わった事を確認してから、足を寄せる動作に入りなさい。重心移動の時は、移動方向に向かって真っ直ぐに進み、左足に重心が乗ったら、頭は起きているか、目線は水平か、身体に緊張は無いかを確認しなさい。その後で、両手/右足/身体/目線を一斉に動かして、収脚を完成させるのです」と。
更に「目線は①下を向かない②飛ばさない③水平に移動させる④収脚の時は手/足/身体と協調させる⑤上歩前には目線が先行してその方向を向く⑥目線の向き/動き/停止はハッキリさせる」との注意も。
今回特に強調されたのは「目線の向き/動き/停止はハッキリさせる」でした。目線がふらふらしていると、套路全体がぼやけてしまう。目線が套路全体を引き締めてくれる重要なポイントだと。
手/足/身体/目線が一斉に動き、丹田に気が集まって来る感じ。これが合であり、協調一致だ。套路の他の部分でも同じ事が言えると思う。今後も、注意して行きたいと思う。