New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

292)身体と繋がった跟歩

先日の太極拳教室で、摟膝拗歩の定式から跟歩する動作の時、身体が繋がっているか、確認された。

摟膝拗歩の定式で、緩んで繋いで広がりながら、右足を寄せて跟歩するのだと、頭では分かっていても、先生に私の右手を軽く触られた途端に、緊張で硬くなってしまい、上手く出来なかった。

その時、先生から注意を受けた事を書いて置こうと思う。

①緩もうとしているのはわかるが、もっと積極的に大げさに緩んでみなさい。そうすれば、自分の身体の何処が、正しい位置からずれていて、緩み切れないのか分かるはず。立身中正が大事です。

②緩む時は相手と接している手の位置が変わっては駄目。私の場合、手が後ろへ下がってしまう様だ。これでは相手に押し込まれてしまいます。

③推す右手も、下へ抑える左手も、頭のてっぺんも、身体の輪郭が消えてしまわない様に意識しながら緩めなさい。

④接している相手の手から加えられた力が、足に落ちて戻って来るのを待つのは良いが戻って来たら直ぐに動く。戻ってきたのを放ったらかしに、ぐずぐずして居ては駄目。

⑤直ぐに動くと言うのは急に動き出すのとは違う。そーっと始める。最初は虚領頂勁を再認識する程度の感じ。

⑥出来るか出来ないかは、やる回数で決まる。兎に角何回もチャレンジするのが良い。

こんな内容だった。