New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

227 )緩んで繋いで

三点セット「緩んで繋いで広げる」のお話を、ブログで読んだ事があり、心に残ったので以下に書いて置きます。

摟膝拗歩の時、摟掌の手は緩んでますか?
摟膝拗歩の時、推掌の手は身体と繋がってますか?

上歩と同時に、摟掌の手を胸前からお腹前へ下げますが、この時、手首が内側に折れ曲がったり、肘が外側に張り出したりして居ると「あぁ、緩んでないな~!」と丸わかりです。

頭を真っ直ぐ起こして線も上にあげ、肩/肘/手の力を抜いて、ストンと腕を落とす様にして下げると、緩む事ができます。

手首が内側に折れ曲がる事も、肘が外に張り出る事もなくなります。

では、摟掌/推掌の手が身体と繋がっているとはどういう事なのでしょう。どう意識すれば良いのでしょう。

それは、手だけで動かさず、身体と一緒に動かすという事です。すなわち、手は使うが、小手先で片付けず、体全体を使って動かす意識です。

一緒に動かすとは言っても、同じ方向に同じだけ動かす事ではありません。身体が、後押しする様に動く時も有りますし、身体が止まって、摟掌/推掌にかかる反力を支える側に回る時も有ります。身体がその様に動くから、摟掌/推掌が生きてくるのです。

みたいな趣旨の事を読んだ様に思う。