New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

142)緊張で目の前が真っ白

昨日12日に事前講習が、今日13日には太極拳昇段1次試験が有った。台風19号の猛威が予想され、大いに心配ではあったが、中止にならない限りは参加しようと前日から決めていた。

12日の朝は未だ影響が少なく「行きは良いよい帰りは怖い」と思いながら参加したが、案の定帰りは交通機関の乱れで帰宅に大変苦労した。

13日は、台風一過の落ち着いた朝であった。朝早く出発した事と、試験以外の事に気を向けられない程の緊張も有って、関東の水害のニュースは帰ってから聞いた。

5人一組で受ける試験の5組目が出番の我々の組は、1人欠席して4人であった。朝9時~10時の間に4回ほど練習して本番に向かった。

試験の時はいつも、緊張して目の前が真っ白になり、平衡感覚がおかしくなる。上歩する時の余裕がなくなり、軸足に体重を置いたままの上歩が出来なくなる。

今回もそうなると覚悟して、上歩には細心の注意を払ったつもりだが、やはり少なからずバランスが崩れたと思う。

野馬分鬃を5回した人がいたり、それにつられた人がいたり、混乱し自分のペースを乱した人がいたり、両手の指先の震えが止まらない人がいたりで、試験の時に実力をフルに発揮できる人は中々いない。

試験とはそんなものだと諦めてと言うか、折り込み済みと覚悟して、受験するしかないのだろう。