今日、太極拳の先生からのお話を聞いて、健康に良い太極拳を、これからず〜っとやって行く為には、どうすべきか、わかった様な気がしました。
先生曰く「皆さんの太極拳を見ると、細かい部分を意識し過ぎて、身体が縮こまっています。これでは面白くないでしょ！もっと破天荒に思い切りやった方が気持ちいいですよ。
上手とか下手とか関係なく、気持ちよくなれれば良いのです。皆さんは、かなりの年齢になっていますから、背の高さが〇〇センチ縮んだとか、腰が曲がって伸ばすのが大変になったとかの話、多いですよね。筋肉をつけようと思っても無理ですが、思い切りのいい太極拳をすれば、まだまだ救いはあるんですよ。
だから、やって欲しい事は
まず「小さくな～れ。小さくなって、ありさんにな～れ。」です。
ふらつかずに、どんどん小さくなって行くと、おなかの辺りに全身が集まって来るでしょ。そこが丹田で、太極拳でも意識してほしい所ですよ。
次に「大きくな～れ。大きくなって、天までとどけ。」です。
伸びをする様に、思い切りするのです。すると筋肉が伸びるだけではなく、骨と骨の間の座布団（軟骨）が、ふかふかになった感じがするでしょ。そこまで伸ばすんです。例えば摟膝拗歩の前に推す手と後足を、伸びをするように大きく伸ばすんです。気持ちいいですよ。」
以上、記憶にある範囲での先生のお言葉です。
今日、太極拳で重要なのは「丹田を意識しながら、伸び伸びやる事」なのだと改めて認識したのでした。
