先日、太極拳の教室で、無理矢理な力を使わずに、相手も気持ちが良くて、動きたくなってしまう様な方法で、動かす練習をした。推手の練習だ。
その時、先生に接触した体験と、先生からの説明を聞いて、自分なりに理解した事を纏めておこうと思う。
①自分が緩む。自分の気配を消してしまう。接触部の重さも無く、皮膚も柔らかい。
②そっぽを向かない。意識、目、上丹田、中丹田、下丹田の全てを相手に向かわせる。
③小声でしゃべる相手の言葉に、耳を傾けて聞く様な気持ちで、意識を相手に向ける。
④動く方向を意思表示するが、相手がこちらに身を任せ、浮いて来るまで動かない。
⑤相手と一緒に動くと言う気持ちを維持し、接触点の皮膚感覚が変わらない様に動く。
⑥接触点を動かしては駄目、全身が一つの塊となって動く。出だしはゆっくりと動く。
⑦後方に動く時は、身体の前側＆顔の前の面を、特に意識した立体で、前方に動く時は、身体の背中側＆腰＆お尻を、特に意識した立体で動く。
こんな感じだったと思う。
こちらの思う様に相手を動かす合気道の技を、YouTubeで見たが、この技の注意点も、上記①～⑦と同じ様だと感じた。
